お見合い
話し合い中に意見が食い違った場合、あなたならどうしますか?
こんにちは、カラーズスタッフのケンです。
100%条件も意見も合う人間なんて世の中にいると思いますか?
少なくとも、僕は数十年生きてきて、一人もいません。同じ環境で育ってきた兄弟や、僕を育ててくれた両親、仲良くしている友達も含めて、完全に意見の合う人間にあったことがありません。
僕がちょっと変わった人なのでは・・・と言われれば強く否定できるわけではありませんが、人とかかわるということは、必ずストレスが発生してしまうと思います。ストレスフリーとか最近よく聞く言葉ですが、まったくストレスのない状態は、逆に人間として良くない状態らしいですよ。
◆意見が合わない⇒即終了
最近、意見が合わないという理由で、話し合い期間をあっさり終了してしまう人が少なくないようです。
例えば、一方は結婚式をしたいと思っているのに、もう一方が結婚式はしたくないといっているので、話し合いを続けることはできないということで、話し合い終了をしてしまったり。一方が都内に住みたいといっているのに、一方が埼玉に住みたいといっているので、話し合いを進めることができないということで終了の連絡をしてくる方がいます。
もちろん、絶対に譲れない条件で意見が合わなかった場合、そのまま話し合いを進めるのは難しいでしょう。その場合は、貴重な時間やお金がもったいないので、話し合いを終了するという選択肢もありだとおもいます。しかし、その内容は本当に話し合いの余地がないものなのか、せっかくの「話し合い期間」なのですから、充分に話し合ってみてはどうかと思ってしまいます。
最近カラーズも会員数が増えてきて、条件によってはコンスタントに紹介を受けられる会員様が増えてきているので、「待っていればもっといい人を紹介してくれる」と勘違いしてしまっている人が多いのかもしれませんが、そもそも分母の少ないカテゴリーですのでせっかくのご縁をすぐにあきらめてしまうのがとてももったいないと感じてしまいます。
◆歩み寄りの心を身に着けよう
友情結婚を希望する人と一括りにするのは乱暴ですが、ある程度の年齢を重ねて独り身の人であれば、今まで自分のことは自分で決めて、そのために行動し、希望をかなえてきたのではないでしょうか。(そうじゃない人もいるようですが)
学歴も職歴もハイスペック、年収もしっかり稼いで仕事もバリバリという人に多い印象ですが、他人に歩み寄ったり、人の話を聞かない人が多いように感じます。
特にプライドの高いゲイはその傾向にあるように実感しています。(友情結婚活動者に限らず)
そういう人って、自分の考えが完璧で、間違いないから、あなたは私の言うことを聞いていればいいとか思ってるんでしょうね。もちろん、それが正しいことが多いのかもしれません。しかし、人間関係において定石はないと思います。相手に合わせた回答(正解ではない)があると思います。
友情結婚は、というよりも結婚活動は歩み寄りの精神がないと成り立たないと思います。最初に言った通り、考え方が100%合う人なんてきっといないのだから・・・。
ましては条件が100%合う人もそうそういないでしょうから、その時点で歩み寄りをお互いしているってことですよね。その考えを、話し合い期間にも持ち込んでほしいのです。
じゃあ具体的に歩み寄るってなに?ということで僕の場合の話をしてみましょう。
僕の場合、結婚前は一戸建てに住みたいと思っていました。最寄駅からは少し歩いてもよいので、駐車場と小さくても庭のある一戸建てで、子供とのんびり生活したいと思っていました。しかし、相手は駅から徒歩数分のマンションが良いという意見だったので、お互いになぜそう思っているのかをしっかり話し合ったと思います。
住むエリアに関しても、僕は個人的にあまり都内には住みたくなかったのですが、相手はもともと都内に住んでいたこともあり、利便性の高い都心に近いところに住みたいと思っていたようです。
話し合いの内容は割愛しますが、相手の考えを聞いて納得できるところも納得できないところもありました。僕の意見を聞いた相手もきっとそうだったと思います。
個人的に「住む場所」はとても重要なファクターだったので、かなりの時間を使って不動産周りを行い、意見交換を都度行っていきました。その中で、お互いの生活リズムや考え、金銭的なもののとらえ方についても話し合いをできたと思っています。
僕の意見が何%通ったのかを計算したことはないですが、お互いの話し合いの結果、最良と思われる結論を出して実行した結果が今だと思っています。それが正解だったのかどうかなんてわからないですが、長い人生の中の1つの出来事として考えればたいしたことではないのではないかと思っています。だって、住む場所なんてやる気になれば後から変えられるし、10年後もお互いに同じ気持ちかどうかなんてわからないから、その時にまた話し合えばいいじゃんって思っていましたのでw
◆婚活にはプレゼン力も大切
自分の希望をかなえたいのであれば、それなりのプレゼン力も必要になるのではないかと思います。相手に自分の希望を伝えるときに「結婚式はみんなやってるからなんとなくやりたい」と希望を伝えても、結婚式をやりたくないと思っている相手の気持ちを歩み寄らせることはできないでしょう。
結婚式をやりたい理由は?メリットは?デメリットは?
コストはどのくらい?スケジュール的には?関係者の調整は??
当たり前のことですが、相手を説得するには情報が必要です。その情報収集をしない人が多いように感じています。この情報過多の時代、ググればすぐにいろんな情報が出てきます。婚活に至っては、専門の雑誌も販売さえているほど、情報はゴロゴロ転がっているのです。それなのに、何も調べずになんとなくみんながやっているから・・・僕は頭が悪いんですということを相手に伝えているように僕には聞こえますけどね。
そんな情報を調べるのも相手を納得させるのも面倒でできない。だから僕の考え方にピッタリ合う人を探し続けるんだ!という人はそうするのも良いでしょう。砂漠でダイアモンドを探すくらいの確率かもしれませんが、絶対にいないとは言いません。一生のうちに相手が見つかるといいですね。
特に多いのは「子供が欲しい」と口先だけで言っている人たちの情報収集力のなさ。妊活にかかるコストは?育児にかかるコストと工数は?子供は2人以上ほしいと思った場合の障害は?
相変わらず話がそれていってしまいました。。。。
私生活でもそうですが、違う意見を持っている人と会うことは、自分にとってプラスになると思っています。違う意見を聞いて新しい発見ができたり、やっぱり自分が考えていることが一番だと思ったり、人間の厚みを増すことができると思いませんか?
自分と意見が合わない人を排他する人生もよいでしょう。そうすれば楽かもしれませんが、相手の方がすごくいい人だったけど、その人の親と意見が合わないから無理、その人の兄弟が、親戚が、同僚が、友達が・・・・全員と気が合うなんてほぼほぼ可能性0ですよね。。
カラーズでの「話し合い期間」は文字通り「話し合い」をする期間です。条件や希望はぶつけ合うのではなく、すり合わせてよい着地点を見つけてほしいです。
カラーズから1か月経過のお知らせをしたときに「話し合い冊子の確認はすべて完了しました」という返事をしてくる人が少なくないですが、話し合い冊子の確認に完了ってあるのかなぁ?話し合い冊子は話し合いのきっかけづくりのためのものですが、それをきっかけに無限に話は広がり、より具体的に考えることができると思います。
冊子の話ばかりしろと言っているわけではなく、二人で楽しい思い出を作ることもよいですが、長く一緒にいた後にもう一度話し合い冊子を読み返してみて、あれ?と思うことはありませんか?冊子で書いていることと言っていること違うところがあるぞ?ってことはないですか?
一度意見がぶつかったら即話し合い終了で本当にいいのか。
これからもそれを繰り返すのか?腹を割って話して解決していくのか。
自分の希望を納得してもらうために相手を説得するのか。
結婚までではなく、結婚後も大切なことですので、皆さん考えてみてください。
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