LGBT・マイノリティ
LGBT活動って何?
こんにちは、カラーズスタッフのケンです。
通常の結婚相談所では、性別は「男性」か「女性」でしか区別しません。
しかし、カラーズには、多種多様なセクシャリティの方が会員として登録しています。
男性が女性のことをわからないように、自分とは違うセクシャルの方のことは皆さん全く知らないものです。また、自分のセクシャリティを認識したばかりだったり、認識できていない人もカラーズにご連絡いただきます。
そのため、カラーズでは入会時にご自身のLGBT活動についてお答えいただく項目を準備しています。
このLGBT活動って何ですかという質問が、活動前の方からも活動中の方からもたまに質問をいただいているということですので、今回はここについて文章をしたためてみようと思います。
◆LGBT活動とは
カラーズへの入会を検討している、または入会している人であれば、もちろんわかっていると思いますが、LGBTとはセクシャルマイノリティの方々を指す総称として使われる言葉です。
- L=レズビアン
- G=ゲイ
- B=バイセクシャル
- T=トランスジェンダー
それぞれの頭文字をとった言葉ですが、カラーズにはアセクシャルやノンセクシャルといったこの4つに当てはまらない方もたくさんいらっしゃいます。
つまりカラーズで言うところの、LGBT活動とは「セクシャルマイノリティとしての活動を何かしていますか?」という質問になります。
LGBTやセクシャルマイノリティという言葉について、よくわからないという人は、是非ググってみてください。ビビるくらい情報が出てきますから。
個人的には、カラーズに入会するのであれば、詳細までは知らなくても、言葉の意味くらいは知っておいてほしいと思います。
◆活動の定義
では「活動」とは何でしょう。
私がゲイなので、わかりやすくゲイ目線で書いていきます。
ゲイの言う「ゲイ活動」というと、例えばゲイバーに飲みに行くとか、出会い系アプリに登録しているとか、アプリを使ってゲイと会っているとか、そういうことをしていることを指すと思います。
「最近活動してる?」
ゲイバーではこんな会話が、結構普通にあると思います。
通訳すると、最近いい男見つかった?的な感じです。
女子トークでもたまにある「いい男見つかった??」と程度は違えど、同意の言葉だと思います。
こういう言い方をすると、遊んでいるゲイがゲイ活動をしているという定義に聞こえるかもしれませんが、カラーズでのLGBT活動というのはそういう定義だとは思っていません。
例えば、特定の同性パートナーがいる。これは立派なセクシャルマイノリティ活動だと思います。ゲイバーにはいかないが、ゲイの友達と飲みに行ったりする。ゲイバーには行かないが、有料のゲイサービスは利用する。どれもこれもセクシャルマイノリティ活動だと思います。
僕目線で書くとゲイの話ばかりになってしまいますが、ゲイ以外のセクシャリティでも同じことが言えると思います。
特定のパートナーがいるとか探している。セクマイのグループと会っている。そんなことがLGBT活動をしているという定義なのかなと思います。
◆ゲイの方々への色眼鏡
そもそも、世間からのゲイ活動への色眼鏡がひどいと思ってるんです。
例えば、ゲイの方がLGBT活動を「時々」と書くと、遊び歩いているとか、いろんな男とセックスしているとかって勝手に思い込む人が多い気がします。
そういう人もいるかもしれませんが、そういう人ばかりではありません。人はそれぞれ考え方も感じ方も違いますから、時々といっても、中身は人によって違うでしょう。
例えば、お酒を飲むかという回答に「時々」と答える人がいたとして、飲む量はみんな同じくらいだと思いますか?月に1回くらい付き合いで数杯飲む人も、週末だけだけど狂ったように飲む人もたぶん時々って答えると思うんです。毎日は飲んでいないのですから頻繁とか書きませんよ。
ただ、皆無を選んでいる人の中には、ゲイバーに行っていないから、アプリをやっていないからという理由で皆無と書いている人もいるように感じています。
もちろん人それぞれの考え方ですから何とも言えませんが。。。。
LGBT活動の頻度については、すべてが自己申告で、定義もありません。気になるのであれば、しっかり相手と話し合ってみてはどうでしょうか。そのための話し合い期間なのですから。ただ、初対面など、知り合ってすぐにそこを掘ってくる人はちょっと抵抗感がありますよね。人にもよりますが、とてもパーソナルな情報だと思いますので、話をするときにはお互いの関係性に気を付けて話し合いましょう。
◆なぜLGBT活動を気にするのか
最後にひとつだけ、相手のLGBT活動について気にされる方がいらっしゃるとして、なぜ気になるのか、よく考えてみてください。
「LGBT活動についてよくわからないからですか?」
それであれば、カラーズでも一般論は教えてあげられますし、具体的な内容については相手の方と関係性を築いて確認してください。
「自分のイメージしている結婚生活の中で相手のLGBT活動が影響すると思っているからですか?」
もしそうなのであれば、具体的にはどう影響が出ると思っているのでしょうか?
もちろん、とっかえひっかえ相手を変えて遊びまわっている人がいたらそれはちょっと僕でも抵抗がありますが、カラーズで結婚を考えている人のほとんどが、そんなことはないと思います。
〇〇のために〇〇はして欲しくないなど、話し合いの中で具体的に解決していけるといいのではないかと思います。
LGBT活動「皆無」を求めて、それ以外の人との話し合いを拒否する会員の方もいると聞いていますが、そもそも自己申告なので、皆無と書いているから絶対に何も活動をしていないというわけではないと思います。
今までゲイ活動はしたことがないですということで「皆無」にしている男性でも、話を聞いてみると、それは立派なゲイ活動でしょうという人もいます。
よくわからないけど、いやらしい活動をしている(と勝手に思っている)人とはお見合いはできないと思っているんでしょうか??
例えば世の中の男性(ノンケ)が婚活をしている間、キャバクラやソープに絶対に行かないと思いますか?行かない人もいると思いますし、行く人もいると思います。だけどそういうところに行く人が、婚活相手に「よく行きます」って正直に言うと思いますか?
わからないから避けたいという気持ちは理解できますが、わかったつもりでいても実際は違うことも多々あります。人間は思い込みが激しい生き物ですから。
なんとなく感情的になってしまった気がしますが、何はともあれ、婚活で大切なのはしっかり話し合いをするということなわけです。相手が派手な活動をしているのかどうか、話し合いの中で見極めていくのは大変なことですが、一歩ずつ前に進んでいきましょう!
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