お金と婚活
ゲイは女性と結婚しても養う気がない?
こんにちは、カラーズスタッフのケンです。
友情結婚の活動をしていると「ゲイはしょせん女性にお金を出す気がない」なんて言葉をよく耳にします。
はっきり言ってしまいますが、親子や恋人以外で、他人のためにお金を出そうとする人ってこの世に存在するんですかね?
僕は、自分の幸せのためにお金を稼いでいます。自分のことを幸せにしてくれる人がいるのであれば、そのために使うお金は惜しまないと思います。(ない袖は振れませんが)
友達でも後輩でも、一緒にいて楽しい時間を僕に与えてくれたり、同僚だったりその他の人でも、自分にメリットがあればそこにお金を出すことに違和感はないです。
親子にしても恋人にしても同じですよね?
ゲイはお金を出す気がないって言っている女性は、お金を出してもらうだけの何かがあったのでしょうか?何もしてないのに、友情結婚した相手にお金をあげるような慈善事業をしている人がいるのであれば僕に紹介してください。
◆ゲイは女性が嫌いという色眼鏡
この発言の裏には、ゲイは女性が嫌いという偏見があるのではないかと思うのですが、まったくそんなことはないです。一部そういう人もいるかもしれませんが、私の周りのゲイはみんな女性と仲良しです。
むしろ女性のほうが気が合うことが多くて、会社でおしゃべりをする相手はもっぱら女性です。そのせいで、おじさま連中には嫉妬されますw
ゲイは女性が嫌いだと思っている人って、どんな仕打ちを受けたんですかね?ノンケの男性なら反応してくれるようなアプローチを無視されたんでしょうか??
友情結婚では、男だから女だからという考え方を一度見直したほうがいいと思います。世の中の固定概念で言う、男性は仕事、女性は家事みたいな考えは通用しないことが多いです。
関連:ゲイとは?
◆例えば友情結婚で専業主婦を希望する方
例えば、よく聞くのが女性が専業主婦をしようとしていて、ゲイがお金を出してくれないから話が進まないという人。
それはあなたのプレゼン力不足です。
あなたが専業主婦をすることで、相手にもたらすメリットをちゃんとアピールできていますか?
たぶんあなたも、現在お仕事をされていると思います。お仕事大変ですよね?自分の貴重な労力を会社に売って対価をもらっていることと思います。
専業主婦になろうとしているあなたは、労働力の対価を払っている会社と同じことを相手に求めているという自覚はありますか?
そう。包み隠さず言ってしまえば、「ゲイは女性にお金を出す気がない」と言っている方のほとんどが、自分がするべき努力をしていないんだと思うんです。
実際に、カラーズの成婚者の中で専業主婦をしている方はいらっしゃいます。その中には、決して旦那様の稼ぎが世の中の水準を大きく超えていない方もいます。
旦那側の意見を聞くと、掃除された部屋、用意された料理に満足しているそうです。節約のためにお弁当を作ってくれるなど、専業主婦をしている方も協力しているのがとても微笑ましいです。
それ以外にも、女性が専業主婦なわけではないですが、基本的には男性の稼ぎだけで家の中のことを賄い、女性の稼ぎは何かあった時のためにすべて貯金をしている夫婦もいます。
何事も話し合いです。
お互いが納得する関係性を作れるのであれば、その生活が成り立つわけです。
とはいえ、友情結婚でも一般の結婚でも専業主婦を希望している女性は選ばれにくくなっているのが実状です。
◆友情結婚にもお互いの自立が求められる
友情結婚活動をしていると相手に求める条件として「自立をしている人」と書いている人は多いと思います。つまり自立している人が需要があるということですね。
しかし、この「自立している」という言葉はかなり曖昧ですよね。人によって「自立している」の定義が違うと思うんです。
そして、「自立している」を勘違いして、相手に多くを求めたり、自分のイメージしたとおりにならずに困惑している人も多いのではないかと思います。
そもそも「自立」とは
ということで、みんなが大好き某検索サイトでググってみました。
[名](スル)
- 他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。「精神的に自立する」
- 支えるものがなく、そのものだけで立っていること。「自立式のパネル」
あなたが思っている「自立」とイメージはあっていますか?
「他からの支配や助力を受けずに、存在すること。」
個人的にはこの部分がとてもしっくりきます。友情結婚にとってとても大事なことかなと思います。
「支配」というと言葉が良くないですが、どちらか一方の助力を受けることで、そこに上下関係が生まれ、win-winの関係が崩れていくと思うんです。
僕の思っている「自立している人」というのは「自分のことに自分で責任を取れる人」のことなのかなぁと思います。
本当はこの一文の中にもいろいろな定義があります。
例えば、
- 失業した時のためのリスクヘッジは?貯金してる?副業してる?
- 怪我や病気で休業しなければいけない時は?保険入ってる?
いろいろあると思いますが、あなたの「自立している人」をもっと噛み砕いて考えてみてください。これも自己分析の一つだと思います。あなたがこうであってほしい人ってことになると思うので。
そして、これ重要!テストに出ますよ!!
- 自分はその「自立している人」になれていますか?
- もしなれていないのであれば、なるための努力をしていますか?
自分は自立できていないしする気もないのに、相手には自立を求めてしまうと、そこに格差が生まれてしまいますので、特にこの友情結婚では厳しい状況になると思います。
そして、そういう人が、相手に対して多くを求めてしまう傾向にある気がするんです。
◆例えば子供を希望するカップルの場合
「私はあなたが子供を希望するから産んであげるのに養ってくれないのか!!」
こんな意見をたまに聞きますが、もはや脅迫にしか聞こえません。子供を希望する話をしているのに、その費用をどうするか話し合いもしてないんですか?それともその話し合いを、脅迫の上で成り立たせるんですか??
もちろん女性が命を懸けて妊娠・出産をしてくれることに対する敬意は必要です。その偉業に対するサポートはお金だけでなく日常的なところでもたくさんできることがあるでしょう。
しかし、その部分だけを切り出して交渉のネタにされるのはどうなのかと。
本当に自分は子供なんて欲しくないけど、相手が欲しいっていうから仕方なく妊娠・出産をしようとしている人なら仕方ないと思いますが、カラーズの会員ではそういう人は少ないと思います。
少なからず自分も子供を欲しいと思っていると思うので、お互いがwin-winの関係になるにはどうするかを考えたうえで、話し合いをしっかりしましょう。
ただ、カラーズでは子供を産んだ後も仕事を続けたいと思っているキャリア志向の方が多いと思います。これまで積み上げてきたキャリアもありますし、外部とのつながりがなくなることを怖いと思っている人もいると思います。
子供を産んだ⇒偉大な私を養いなさい!って思っている人と、子供を産んだ後も早く仕事に戻りたい⇒保育園を探しましょ!って人だった場合、どちらに需要があると思いますか??
何事も同じですが、自分の置かれている状況と、需要に対する自分の立ち位置はよく考えて活動をするのが、成婚への近道ではないかと思います。
一生懸命オブラートに包んで書いたのですごく長くなってしまいました。
疲れたので今日はここまで・・・・。
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