フルタイムの共働き、時短なしで育児は可能?
こんにちは、カラーズスタッフのKEIKOです。
毎日毎日、元気な幼稚園男子2人にてんてこ舞いになっています。
朝から、一日のスケジュールを脳内会議にて作成していますが、その通りにいくわけもなく。
子供らが帰ってきてからは、もぉ~大変!!
帰宅→着替え→おやつ→宿題→外遊び→習い事→夕飯→お風呂→寝かしつけ。
これら全て1人でしてくれたら言うことないですが、そこはまだまだ幼稚園生。大人の手が必要です。
隙を狙っては夕飯の準備をちょっとずつしていくしかありません。
更にプラスアルファで予期せぬ怪我、けんかの仲裁などのタスクも1人でこなさなければなりません。
更に更に、流行りウイルスのせいで毎晩の洗濯も、、、。あ、明日の朝ごはんの用意も。。。あ、ボタンとれかかってる。。。
もう母ちゃんヘトヘトです。
そんな私も子供が未就園児の時代は専業主婦でした。
専業主婦時代は一日中子供と一緒なので、それはそれで大変!
1人なら10分でできることが、その3-5倍の時間を要します。しかも中断されながらだから効率悪いし、イライラも溜まってくるし。(でも笑顔を見るとすぐ許しちゃうw)
と、自分の話しばかりしてすみません。
ついつい話し始めると長くなっちゃう。入会相談でもそうです。つい話しすぎちゃう。
で、本題です。
今回はずばり「フルタイムの共働き、しかも二人とも時短無しで育児は可能?」について調べていきたいと思います。
しょっぱなの私の感想は、、、、「想像するだけできっつい。」
目次
(1)「共働き世帯の割合」
出典:総務省統計局「労働力調査特別調査」、総務省統計局「労働力調査(詳細集計)」
きれいなバツを描いていまね。いまや約68%が共働き世帯です。
ただ共働きといっても色々なスタイルがあります。
それこそ週1~2回、2~3時間のパートタイムから、フルタイムの正社員まで様々。
子供が園や学校に行っている間のパートタイムなら、元気であれば家事育児もできるのではないかと想像できます。
ですが、夫婦ともにフルタイムの場合はどうなのか?
さらに社内の時短制度を利用しない場合に育児は可能か?と問われると正直厳しいと思います。
一般企業の勤務時間は契約上は「1日8時間、休憩1時間」さらに1.2時間の残業なんて日常なので、勤務時間は大体、8時~17時や、9時~18時。
そこに通勤時間もざっと入れると8時~20時は家にいません。
時短とまではいかないけれど、定時きっかりで帰れるよ!という方でも、8時~18時は外にでていることになります。
帰宅途中に子供を迎えに行って、夕飯の準備をして、食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけして。
そうこうしていたらあっという間に22時過ぎています。寝かしつけしてそのまま寝落ち、、、翌朝急いで一日の準備をする。
家族全員が健康ならばやっていけるかも知れません。
しかし幼い子供というのはしょっちゅう溶連菌や手足口病やらの流行りウイルスや熱を出します。
そして、長引く。1週間も園を休むこともあります。
正社員の場合、1週間も休めるのでしょうか?
(2)「選択肢は?」
育児情報を発信しているKIDSNAさんかフルタイム共働きママパパの一日のスケジュールを掲載されていました。
【ママ】
【パパ】
出典KIDSNA
はい。私が一番突っ込みたいところは就寝時間。
ママのほうがパパよりも2時間も早く起床しています。5時起きですよ。夏ならまだしも冬はきつい。
ママパパ2時間の差は大きいと思います。女性は自分の身支度にも時間がかかると思いますが、せめて1時間の開きにしていただきたいなぁ。。。個人的感想です。
本題に戻ります。
子供の送迎時間は大体8:45送り、19:00~19:45にお迎えですね。(11時間保育)
この時間だけを見ると、保育園、こども園なら対応可能です。
それぞれの説明を簡単にまとめました。
3タイプの早見表はこちら↓
保育園 | 幼稚園 | 認定こども園 | |
利用年齢 | 0歳~就学前 | 3歳~就学前 | 0歳~就学前 |
保育時間 | 8~11時間 | 4時間 | 4~11時間 |
管轄省庁 | 厚生労働省 | 文部科学省 | 内閣府 |
施設の位置づけ | 児童福祉施設 | 教育施設 | 園により異なる |
【保育園(保育所)】
フルタイム共働きの強い味方は保育園(保育所)になります。
保育園(保育所)とは、「親に代わって子どもを預かる「児童福祉施設」です。
【幼稚園】
幼稚園とは、「小学校入学前の子どもの教育施設」です。
フルタイム共働き、時短無しの場合はまず選択肢に入れることができません。
【認定こども園】
認定こども園とは保育園と幼稚園の一体型施設です。保育園と幼稚園のいいとこどりといったところですね。
両親どちらともがフルタイムで働いている場合、11時間の利用が可能です。※1か月の預かり時間上限有り。
パートタイムでの共働き世帯の方や、片親のみが働いている世帯の方も利用できますが保育時間は幼稚園と変わらない4時間程度となります。
※このページでは各施設を簡単に説明しています。
詳細は→保育施設/幼稚園/こども園、その他サポート施設について
(3)「育休とって復帰の場合、0歳クラスの場合何時まであずけられるのか?県や区によって違う?」
0歳児から受け入れ可能な園でも、月齢で決めているところもあります。早いところは生後43日からの園もありますが、多くは生後6ケ月後からの受け入れが多いですね。
0歳児は一切NGで1歳からといった園もあります。
この年齢/月齢制限はやは乳児は一人でできることがほぼなく、少しでも目を離すと命の危険さえあります。
ですので、安全に保育できるように、首が座っている、発育が安定しているなどが見え始める生後6ケ月頃から受け入れ可能としている園が多いのです。
1日でも早く仕事に復帰したい!という方は、まずは預けたい時期と受け入れ可能時期があっているか、希望する園や自治体に確認することをオススメします。
受け入れ可能月齢さえクリアしていれば、保育所・こども園ならば他の年齢と同様に11時間保育が可能です。
県や区によって保育時間の違いはありません。
(4)「では0〜2、3歳、どちらも時短にしない場合、お迎え遅くなって寝る時間を遅くなるのはそもそも子供の睡眠的に大丈夫?」
就寝時間は早めに設定したいところですが、はっと気づけば22時。どんなに急いでも21時頃になってしまいます。
乳幼児は20時には寝かせましょう~と聞いたこともあるのではないでしょうか。そのためもあって、子供の睡眠時間は大丈夫?と心配になるかも知れませんが、
保育園でもこども園でもお昼寝の時間がありますので、トータルの睡眠時間は確保されています。
月/年齢別睡眠必要時間はこちら↓
生後0~3か月 | 生後4~11ケ月 | 1~2歳 | 3~5歳 | 6~13歳 | |
適正睡眠時間 | 14~17時間 | 12~15時間 | 11~14時間 | 10~13時間 | 9~11時間 |
出典:監修医師 小児科 武井 智昭、アメリカ国立研究財団
「遅寝遅起き」ならば、自然のリズム、生活リズムが狂うので改善したほうが良いと思いますが、園に通っていると嫌でも早起きになります。
昔から「早寝早起き」を推奨されてきましたが、現代では「早起き早寝」を推奨されてきています。
つまり、早く起きさえすれば夜は自然に眠くなる、早起きさえすれば朝に日光を浴び自然と生活リズムが整うということです。
(5)「その他サポート施設」
先にも話しましたが、子供はとかく病気になります。急な発熱もしょっちゅうです。
兄妹がいるとウイルスの受け渡しをし続けて負のループへ陥るので更に長引きます。
1週間も休園することもあるとは思いますが、そんなときでも調べればサポートしてくれる施設はあります!
【病児保育】
子どもが病気になったとき、仕事や用事がある親にかわって病気の子どもの世話をするサービスのことを指します。
【シッター】
事前登録が必要なところが多いですが、一たび「ベビーシッター」とネット検索すると多くのサービスがでてきます。
その中でも、保育士や看護師などの資格を持っている方も多く在籍しているので、相性の良い方と出会えたらいいですね。
【学童保育】
これまで就学前の子供の話しをしていましたが、小学生のサポートもあります。
それが学童保育。高学年になると、一人でお留守番もできるようになるかもしれませんが、やはり低学年はまだまだ不安。
そんなときに利用される方が多いです。
最近では学校までお迎えに来てくれて、ハイクオリティな習い事を行えて、21時まで預かってくれるなんてところもあります。
ただし、、、すごくお高い。。。
※このページでは各施設を簡単に説明しています。
詳細は→保育施設/幼稚園/こども園、その他サポート施設について
(6)「色んなサービスを賢く利用して時間を有意義に」
私自身、色々調べて、工夫しだいではフルタイム共働きでも育児は可能!!と思えました。
しかし、それは大前提で夫婦が同じ力量で家事育児を行うこと。どちらかに偏ってしまうと途端に崩れてしまうと思います。
少しでも、時間を有意義に使えるように、楽をできるために(「楽をする」という言葉はしばしばマイナスイメージが伴いますが、私は全くそうは思いません!楽できるもの楽しましょう!)、
巷にでているサービスを最大限に有効利用することをオススメしたいです。
例えば、
・子供の急な発熱などに対応できるように「訪問型病児保育」に事前登録しておく
・食事は温めるだけの「宅配弁当」や、簡易化されてる「オイシックス」などを利用する
・買い物は生協や宅配サービスを利用する
・掃除代行サービスを利用する
など。
特に「掃除代行サービス」をお願いすることに躊躇してしまう方もいるかも知れません。
でもね、掃除は誰でもできます。大事な子供と大切な時間を過ごせるのはママパパしかできません。
すごく長いブログとなってしまいましたが、本来はもっともっと長かったのです。
なので、2ページに分けました。
詳細は保育施設/幼稚園/こども園、その他サポート施設についてを参考にしてくださいね。
これらを全て読んでくださった猛者のみなさま、ありがとうございます。
今回のブログが少しでも結婚後のイメージに役に立てれば嬉しいです。
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