LGBT・マイノリティ
話し合い期間のお悩み「進むペースが違って戸惑います」
毎月面談をしていると、不思議と同じ時期に同じような内容のご相談を受けることがあります。
今回もここ2週間くらいで立て続けに同じ内容のお悩みが何件も続いたので、これはブログでシェアしなければ!と思い今日のテーマにしました。
お見合いから話し合い期間に入って、週1回のペースで会っていくのですが、
「お相手の進むペースが早すぎて戸惑ってしまいます」との声が続出。
今回は男性のペースが早いというお悩みが集中しましたが、逆のパターンももちろんあります。
人と仲良くなるスピードはもちろん人それぞれ。
初対面ですぐ仲良くなれる人もいれば、ゆっくり時間をかけて相手を知って自分も知ってもらいたい人もいます。そこに良い悪いはありません。
友達は大体同じような時間の流れ方の人が集まると思うので、婚活をすることで今までの自分の世界にはいなかったようなスピードの人とも会うことになります。
それでビックリしたり戸惑ってしまうんですね。
それぞれの立場からできることをご紹介します。
ペースが早すぎて困っている人
・そこに反応してしまう自分を責めないこと
・その人のペースが悪いわけではないと認識する
・反応していいので、その後「◯◯さんだもんね」と相手の性質やペースを理解する
まずはこの3つをやってみてください。
人は自分の価値観と違うと「普通こんなことしないのに、どうしてできるの?」と相手を責めたくなって辛くなります。
でも自分の価値観に当てはめようとせず「◯◯さんだもんね」と彼の価値観やペースなんだと、違いを理解することでご自身の気持ちの負担がかなり減るはず。
その上で自分はどうしたいか?を自分に問いかけてみてください。
あまりにも早くてしんどいなら、それを彼に伝えましょう。
責めるのではなく、自分の希望を伝えてみてください。
「その話はまた次回にしたい。それまでに私もしっかり考えておくね」
「私慎重派で、もう少しゆっくりお互いを知っていけたら嬉しいな」
でも、「普段はのんびりな私だからこそ、彼のスピード感は刺激になるし早く進んでありがたい。良いコンビになれるかも」と思えるようなら、お相手のスピードに身を委ねてみるのも良いと思うんです。
この二つの気持ちはお相手によって変わります。
早く進めたい人
・前もって予告して反応を見る
・その都度相手の許可を取る
・お互いの心地よいペースを話し合ってみる
実はこちら側の人とも面談でお話しをすることがありました。
こちらの人は自分の中では「この人と成婚したい!」という気持ちが早いうちから出ているパターンが多いようです。
そしてお相手がちょっと戸惑っていることに気づいていない。
「明日彼女と会う時にこの件について話し合おうと思っています!」
彼女の気持ちが追いついていない時に自分だけ先走ってしまうのはキケン。
ゆっくりペースな彼女はまだそこまで考えられていないかも。彼女にも考える時間を作ってあげてください。
ということで、前もって予告しておくのがいいです。
「今度会う時には◯◯について話し合ってみたいと思っているよ。
それまでにそのことをお互い調べたり、考えをまとめてみたいと思うのだけどどうかな?」
こうやって予告だけでなく、それでもいい?と許可を取るんです。
そこで彼女が「いいね!そうしよう。わたしも自分で調べてみるね」となるのか
「もうちょっとお互いのことを知ってからその話をしたいと思う」となるのか。
どちらにしても彼女の思いを尊重してあげてください。
それが相手を思いやることになりますね。
最初から同じようなペースの人もいるでしょう。
それはそれで心地いいだろうし問題なく進んでいくと思います。
でもそうじゃない方が普通だと思っておいた方が良いかもしれません。
ペースの差はあれど、婚活はどちらかがリードするから話が進んでいきます。
お互いを思いやって、早足の人は少し歩みをゆっくりに、歩くのが遅い人は少しだけ早足にしてみる。そうやって2人が一緒に歩くスピードや歩幅を、2人で調整していけばいいんです。
そこが負担にしかならない人とはご縁がないだけ。
そこが楽しめる人と先に進んでいける。
違うスピード、違う価値観の2人だからこそ、新しい世界に触れ、新しい景色が見えてくる。
違うからこそ、一緒にいる意味があるのだと、それが結婚なんだと私は思います。
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