悩み
結婚不適合者とは?特徴や結婚するために意識すること
結婚不適合者とは、結婚に適していない人や結婚生活に向いていない人などを意味します。「周りの友人は結婚しているのに」と婚期が遅れると、自分は結婚不適合者ではないかと考えてしまう人もいるかもしれません。本記事では結婚不適合者の概要や特徴、結婚するために意識することなどを詳しく解説していきます。
目次
結婚不適合者とは?
結婚不適合者とは、結婚に適していない人・結婚生活に向いていない人のことです。「結婚生活に耐えられない」「相手に合わせることができない」以外にも、さまざまな要因によって結婚不適合者と判断されます。具体的な要因としては以下の内容が挙げられます。
- 価値観やこだわり
- プライベート(趣味・友人関係など)
- 生活リズム
- 経済的要素
例えば、ギャンブルが趣味で平日も仕事終わりにギャンブルへ行くほど依存している場合、パートナーが「やめて欲しい」とお願いしてもやめられなかったり、お金を使いすぎたりすることで、パートナーから愛想をつかされるかもしれません。
さまざまな要因によって結婚不適合者と判断される可能性があるため、自分もしくはパートナーが結婚不適合者かもしれないと思った際には、結婚前になんらかの対策を行うことが大切です。
結婚不適合者といわれる人の特徴
結婚不適合者といわれる人の具体的な特徴を5つ紹介します。性別に関係なく、結婚不適合者に共通する特徴です。ただし、すべての項目が当てはまるからといって、必ずしも結婚不適合者であるとは限りません。あくまでも傾向として、参考程度にご覧ください。
- 恋愛体質・恋愛中毒である
- 仕事やプライベートを優先する
- 強いこだわりや信念がある
- ギャンブル好きや浪費癖がある
- パワハラ・モラハラ気質がある
1.恋愛体質・恋愛中毒である
特定のパートナーを作らないままずっと遊んでいたい人や誰かに恋をしていたい人など、恋愛体質・恋愛中毒の人は結婚不適合者の可能性があります。
結婚するということは、生涯1人の相手を愛し続けるということです。しかし、恋愛体質・恋愛中毒の人の性格が根本的に改善されるとは限らないため、結婚したとしても浮気を繰り返してしまったり、パートナーに飽きてしまったりするかもしれません。
とくに結婚後は、パートナーに対して「ドキドキやときめき」を感じることは少なくなり、「安心感」を感じることが増える傾向があります。そのため、恋愛で刺激を求める恋愛体質・恋愛中毒の人は、安心感のある結婚生活では「満足できない」「物足りない」と感じてしまうでしょう。
2.仕事やプライベートを優先する
パートナーより仕事やプライベートを優先する人・したい人は結婚不適合者の可能性があります。プライベートには自分の趣味や1人時間なども含まれます。
結婚生活においても、お互いに1人の時間を尊重し合うことは大切です。しかし、休日1人で過ごす時間が多すぎたり、休日までずっと仕事を優先したりすると、パートナーは「自分は大事にされていないのかも」と不安になってしまうでしょう。
また、子どもができた際に家事や育児をパートナーに任せきりで、自分は趣味や1人時間を優先してしまうと、「自分ばかり」「子どものことを考えていない」と夫婦間のトラブルにつながりかねません。
3.強いこだわりや信念がある
自分ならではの強いこだわりや信念がある人も、結婚不適合者の可能性があります。具体的には以下のような例が挙げられます。
- 極端な潔癖症
- 食の好みが偏っている
- 固定の生活リズムで動く
- 自分の中で決めた順番通りにしないと気が済まない
こだわりや信念が強い人は、相手に合わせることが難しいと感じるうえ、相手にまで自分のこだわりや信念を押し付けてしまう傾向があります。
円満な結婚生活を送るには、相手に合わせて妥協したり、認め合うことが大切です。しかし、自分のこだわりや信念を貫き通してしまう場合、パートナーはストレスを感じ「一緒に生活を続けられない」と結婚生活が破綻してしまうかもしれません。
4.ギャンブル好きや浪費癖がある
ギャンブルが好きだったり浪費癖があったりする場合も結婚不適合者の可能性があります。結婚生活において「金銭感覚が合う」ことは重要です。金銭感覚が合わず、ギャンブルや浪費でお金を使いすぎてしまうと、パートナーとお金のことで揉める場面が増えるでしょう。
反対に、極端な節約をする人やケチな人も、パートナーと金銭感覚が合わない限り結婚生活がうまくいかないかもしれません。
また、お金の管理ができない人も結婚不適合者の傾向があります。「実は借金があった」「自分の資産やお金の動きを把握していない」といった場合、気づかぬうちに破産に追い込まれる原因となりかねません。
このように、ギャンブル好き・浪費癖・ケチ・金銭管理が苦手など、金銭面でなんらかの問題を抱えている人は結婚不適合者といえます。
5.パワハラ・モラハラ気質がある
力で相手を従わせたり精神的に相手を追い詰めてしまうような言動をとってしまうなど、パワハラ・モラハラ気質のある人は結婚不適合者の可能性があります。
結婚生活では、相手のことを考えた行動や思いやりを持つことが大切です。しかし、パワハラ・モラハラ気質のある人は、自分の思い通りにならない、気に食わないなど、パートナーへの思いやりに欠けてしまう部分があります。
また、夫婦は常に対等な立場にあることが前提にもかかわらず、上から目線で偉そうな態度をとってしまうと、パートナーのストレスになったりパートナーが疲れてしまったりするでしょう。
自分のセクシャリティに気づけていないケースも
「自分は結婚不適合者だ」と思っている人のなかには、自分のセクシャリティに気づけていないだけのケースもみられます。実際、自分のセクシャリティに気づいておらず、結婚不適合者と勘違いしている人も多いようです。
この世にはさまざまなセクシャリティが存在し、他者に恋愛感情や性的欲求を抱かない人、好意を抱く対象が異性ではない人などが挙げられ、アメリカ版のFacebookでは58種類ものセクシャリティが選択肢に存在します。
つまり、恋愛感情や性的欲求を抱かないこと・好意を抱く対象が異性でないことなどが、必ずしも結婚不適合者であるとは限りません。そのため、「もしかしたら」と感じる人は、結婚不適合者だと決めつけず、自分のセクシャリティと焦らず向き合っていきましょう。
関連記事:性的マイノリティとは?セクシャリティは4つの要素で決まる
結婚不適合者が結婚するために意識すること
結婚不適合者であっても結婚することは可能です。自分が結婚不適合者だと感じる人が結婚するために意識することを3つ紹介します。
- 自分が結婚不適合者であることを理解する
- 自分の足りない部分を補ってくれる相手を探す
- 相手に求めすぎない
自分が結婚不適合者であることを理解する
「結婚不適合者」という烙印を押されるのはネガティブなイメージがあるからといって、自分を認めないままでは何の改善にもつながりません。
もし自分が結婚不適合者だと感じたら、そのことを理解したうえで短所を改善するための努力が必要です。短所を改善する努力をしていれば、その姿を認めてくれる相手が見つかるかもしれません。
また、単に自分の短所を把握するだけでも前進ではありますが、すべての短所を受け止めてくれる相手がいるか・見つかるかといったら、かなり厳しい道のりになるといえます。
そのため、結婚不適合者が結婚まで進展させるには、自分の短所に対して改善する努力を怠らないことが大切です。
自分の足りない部分を補ってくれる相手を探す
結婚不適合者と判断されるにはなんらかの要因があるため、自分の足りない部分を補ってくれるような相手を探すことが大切です。
プライベートを優先してしまう人であればプライベートに干渉してこない人、金銭管理が苦手な人であれば金銭管理が得意な人・進んで管理してくれる人を探すとよいでしょう。
このように、相手の性格や価値観次第では、結婚不適合者の短所を短所としてとらえない場合があります。
ただし、自分の短所をまったく改善しようとしないまま相手頼みになりすぎると、結婚相手として合う人の幅が狭まります。そのため、自分の足りない部分を補ってくれる相手を探しつつも、自分の短所を改善する努力は怠らないようにしましょう。
相手に求めすぎない
結婚不適合者は相手に求める条件が多かったり厳しかったりする傾向があります。しかし、出会う相手が増えれば理想の結婚相手と出会える確率も高まるものです。そのため、広い視野を持ち、多くの人と出会うなかで結婚相手を探すことが大切です。
とはいえ、結婚不適合者の短所を補ってくれる相手を探すには、ある程度条件を絞って探すことも必要です。その場合、婚活サイトや結婚相談所などを活用してみるとよいでしょう。
まとめ
晩婚化や未婚率の上昇が進行している現在の日本では、「自分は結婚不適合者かも」と感じる人が増えているようです。しかし、結婚不適合者が絶対に結婚できないというわけではありません。
また、自分は結婚不適合者だと思っている人のなかには、自分の本来のセクシャリティに気づけていないだけのケースもみられます。
「恋愛感情や性的欲求を抱かない」「異性を好きになれない」などの傾向がある場合は、結婚不適合者と断定せず、まずは自分のセクシャリティと向き合うことからはじめるとよいでしょう。
カラーズに入会相談を申し込む
記事を検索する
関連の記事
人気の記事