ゲイにとっての親孝行とは?
こんにちは
カラーズスタッフのケンです。
暑いですね。
殿方が薄着になるのは喜ばしいのですが、暑すぎて家から出ないので、それを拝見することもできず、悶々としておりますw
夏が来ると思いだす。。。お盆などの夏休みで実家に帰ると、親親戚からの、結婚に関する永遠プレッシャー。
自分は幸せだといっているのに、自分の子供に何を望んでいるのさ!と思いながら、親の望むような子供を演じることも親孝行なのかなとか考えてしまいますよね。
そんなわけで、セクシャルマイノリティの人にとっての親孝行って何なんだろう?ってことで、今日はそんなテーマで記事を書いてみようと思います。
そもそも親孝行って
親孝行を辞書で調べると
「親を大切にし、真心をもってよく尽くすこと」
「子が親を敬い、親に尽くすこと」
つまり、子が親に尽くすことを親孝行っていうらしいですが、尽くすって何よ?人権問題発言なのでは??って思ってしまった。
個人的には「親を喜ばせたい」「親を安心させたい」っていうのが、一般的な人が考える親孝行なのかなって思います。
言葉で言うのは簡単ですが「親」といっても千差万別。みんな考え方の違う一人の人間なので、喜ぶとか安心とか言われても、求めるものはみんな違いますよね。
友情結婚を希望する人の中でも「両親を安心させたい」という理由の方はとても多いですが、そもそもあなたの両親は、どうすると「安心」してくれるんですか?
ただただ、結婚することに安心してくれるわけではないですよね?
言葉だけでなく「親孝行」ってなんだっけ??と原点に立ち返ってよく考えてみてください。
僕にとっての親孝行
僕はゲイです。
両親はもちろん兄弟にもカミングアウトはしていません。
なので、僕と両親の関係性は、ごく一般的なものかなと思います。(若干マザコン気味ですがw)
なので「ゲイだから」といった立場で考えたことがあまりないので参考にならないかもしれませんが、僕の考える親孝行はこんな感じです。
・親に迷惑をかけない。
・親が考える「子供像」を極力実現する。
・自分は楽しく生きていることを伝える。
・親がしたいと思うことをかなえる。
ざっくりとした表現ですが、この内容にゲイとかビアンとか、男とか女とか関係ないですよね?
もちろん、人によっては
・孫を見せてあげる(跡取りを作る)
・親を養ってあげる
なんてことを考えている人もいると思います。もちろんそれも親が望んでいるのであれば、親孝行ですよね。
望んでないのであれば、勝手な押し付けですけどw
とどのつまり、僕の両親は、子供たちが健やかに生きていればそれだけで幸せと思ってくれる人ですので、気張る必要はない感じなんです。
友情結婚は親孝行になったのか?
では、自分の友情結婚は親孝行になったのかというと、個人的にはなったと思います。
自分の息子が「結婚」することができるぐらい社会的に一人前になったということを親に見せてあげることができた。
結婚式をやったことで、親戚にも自分の息子がちゃんとしていることをアピールすることができた。
と、理由を書き出してみると親の持っている「子供像」を実現してあげられたのかなと思っています。
でも、人間なんてわがままなもので、結婚したらその先、またその先と欲望は尽きないですよね。親の子供像に対する欲も尽きることを知らないので、そこまでやってやろうとは思いませんw
結婚した後も、何かあれば心配するし、何もなければ本当に大丈夫なのかと心配するし・・・。
迷惑をかけないことが親孝行かなと思いますが、手のかかる子ほどかわいいなんて言われるように、適度に心配させておくことがむしろ親孝行なのかな?なんて思っています。
文章にしてみたら、自分がすごく親に対してドライな感じに見えてしまうかもしれませんが、母親とはとても仲良しです。毎月長電話して話していますし、旅行に行ったりしています。
家庭毎に、親との関係性はいろいろだと思いますので、自分に合った親孝行を探せるようになるといいですよね。
でわでわ
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