婚活は「結婚相談所」と「アプリ」どっちがよい?求める条件とプロフィールで選ぶ!
いざ婚活をはじめようと思っても、「結婚相談所とアプリのどっちで婚活すればいいの?」と悩む方は少なくありません。
しかし、婚活方法によって特徴やメリットが異なるうえ、「相手の条件が大事」「周りに知られないように婚活したい」など、人によって婚活サービスに求めることが異なるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
本記事では、結婚相談所とアプリの違いから、それぞれの婚活方法に向いている人の特徴まで詳しく解説します。
目次
婚活方法は人によって向き不向きがある
一般的な恋愛結婚でも友情結婚でも、婚活に結婚相談所とアプリのどちらがよいとは断定できません。なぜなら、相手に求める条件やプロフィールによって結婚のしやすさが異なる点は変わらず、人によって向き不向きがあるためです。
例えば、プロのサポートを受けながら婚活を進めたい人には結婚相談所が向いています。反対に、プロのサポートが必要なく、自力で相手を探そうと考えている人にはアプリがおすすめです。
このように、結婚相談所とアプリのどちらで婚活すればよいかというのは人によって異なるため、自分に合った方法を見極めなければなりません。
一覧表でチェック!結婚相談所とアプリの主な違い
結婚相談所とアプリの主な違いを以下の表にまとめました。自分にどちらの方法が合っているかを判断するうえでも、まずは結婚相談所とアプリにどのような違いがあるかをチェックしてみてください。
▼結婚相談所とアプリの主な違い
結婚相談所 | アプリ | |
結婚に対する本気度 | 基本的に高い | 人によってバラバラ
※結婚願望の低い会員も多い |
入会のしやすさ | △
※入会手続きや書類提出が必要 |
○
※会員登録のみで入会できるものが多い |
月あたりにかかるコスト | 高い
※入会費・月会費・成婚報酬などがかかる |
安い
※女性は無料で利用できるものもあり、月額料金も比較的低価格 |
初回デートまでの期間 | 早い
※マッチング後すぐに日程調整がはじまる |
時間がかかる
※マッチング後メッセージのやり取りからはじまる |
結婚に至るまでの期間 | 早い | 人によってバラバラ |
プロによるサポートの有無 | ○ | × |
会員数 | アプリに比べると少ない | 多い |
安全性 | 高い | 低い
※既婚者が入会しているケースも |
結婚相談所の特徴・メリット
結婚相談所の会員は基本的に結婚に対する本気度が高いため、成婚までのスピードが早いという特徴があり、結婚相談所の最大のメリットともいえます。
入会費や成婚報酬が発生することから月あたりのコストが高くなる反面、成婚までのスピードが速いため、月あたりのコストが低いアプリを長期間続ける場合とトータルでかかるコストは、それほど変わらない可能性もあります。
また、プロによるサポートを受けられるのは結婚相談所ならではのサービスであるため、サポートを受けながら婚活を進めたい人には最適です。
関連記事:アセクシャルのパートナー探しにはマッチングアプリ?友情結婚相談所?
アプリの特徴・メリット
アプリ最大の特徴は会員数の多さです。月あたりのコストや入会のしやすさから、結婚相談所に比べると圧倒的な会員数を誇るため、多くの人と出会える可能性があります。
女性の場合は無料で利用できるものもあるため、婚活にコストをかけたくないといった人におすすめです。
結婚相談所での婚活が向いている人の特徴
結婚相談所での婚活が向いている人には、以下のような特徴が挙げられます。該当する項目が多い人は、アプリより結婚相談所のほうが結婚相手を見つけられる可能性が高いでしょう。
- 年収が平均年収より高い
- スペックが高い
- 結婚に対する本気度が高い
- 合う人がいればすぐにでも結婚したい
- 恋愛をしたいというより家族が欲しいと考えている
- 世間体や社会的地位を気にする
- アプリで複数の人と会うことが苦手
- 客観的にみて自分と合う人を紹介して欲しい
- 婚活の相談相手が欲しい
結婚相談所では「結婚」をゴールに現実的な相手探しをする人が多いため、生活能力を判断する基準として年収を条件のひとつに設定する人が多い傾向にあります。
「平均年収が高い」「スペックが高い」に関する具体的な目安は、男女ともに平均年収400万円以上、30代男性で子どもを希望する場合は500万円以上です。子どもを希望しない場合は、平均年収以下であっても結婚相談所で婚活がうまくいく可能性があります。
また、アプリは出会ってから恋愛をして結婚という流れが一般的ですが、結婚相談所では「恋愛をしたい人」というより「結婚したい人」同士がマッチングします。そのため、「恋愛はしなくてよいから家族が欲しい」という考えの人に最適です。
結婚相談所には大きく分けて3種類ある
結婚相談所は大きく分けて以下3つの種類に分かれます。
- 結婚相談所(仲介型)
- 結婚相談所(データマッチング型)
- 友情結婚相談所
それぞれの種類について詳しくみていきましょう。
仲介型|担当者が相手を探す
仲介型の結婚相談所は、コンシェルジュ・アドバイザー・カウンセラーといった担当者が、希望条件に合う相手を探してくれるタイプです。担当者によるヒアリングからはじまり、出会い・交際・成婚すべてをサポートしてくれます。
基本的には担当者から紹介された相手のなかから会う人を選ぶため、会員が自らデータベース検索を行うことはありません。
担当者が客観的に合うと判断した相手を紹介してくれるため、比較的マッチ度の高い人と出会える可能性が高い傾向にあります。
データマッチング型|データベースをもとにコンピュータが相手を探す
データマッチング型の結婚相談所は、入力した会員情報や希望条件などから、データベースをもとにコンピュータが相性のよい相手を探してくれるタイプです。
多くの結婚相談所で採用されており、仲介型に比べるとコストを抑えられる傾向があるため、結婚相談所のなかでは会員数も多い傾向にあります。
しかし、担当者が相手を紹介したり会うまでの日程調整を行ってくれたりすることはあっても、交際中のフォローや成婚に関するアドバイスなどの積極的なサポートは基本的にありません。
友情結婚相談所|セクシャルマイノリティの人向け・友情結婚専門
友情結婚相談所は、セクシャルマイノリティの人向けに提供されている、友情結婚に特化した結婚相談所です。
そもそも友情結婚とは、友情や愛情といった信頼関係のもとで結婚することを指し、2人のあいだに性交渉がないこと以外、一般的な結婚と変わりありません。
一般的に、友情結婚相談所では仲介型の結婚相談所のようにヒアリングから成婚までをサポートしてくれます。友情結婚相談所におけるヒアリングは、友情結婚をしたいと考えている人はもちろん、セクシャリティについて悩んでいる人も対象です。
自分では気づいていないだけで、「一般的な恋愛結婚に抵抗がある」「性交渉のない結婚がしたい」と考えている人のなかには、友情結婚が向いている人がいます。このような悩みを持つ人は、友情結婚をひとつの選択肢として考えてみてください。
アプリでの婚活が向いている人の特徴
アプリでの婚活が向いている人には、以下の特徴が挙げられます。該当する項目が多い人は、結婚相談所だと結婚相手が見つかりにくい可能性が高いため、アプリでの婚活がおすすめです。
- 婚活にお金をかけたくない
- フランク・気軽に出会いたい
- 結婚するまで時間をかけてじっくりお付き合いしたい
- たくさんの人に出会いたい
- 相手の外見が第一優先
- 地方在住(関東・関西以外)の女性で結婚後もそのまま地元に住みたい
- 子どもを希望する人で年収が低い
- 自己流で婚活を進めたい
- 婚活の相談相手は必要ない
相手との相性や条件よりも、まずは外見で決めたいという「相手の外見が第一優先」の人は、外見で気に入った人がいても、結局そのほかの相性や条件も気になってしまいがちです。結婚相手への許容範囲が狭く理想が高い傾向にある場合は、アプリで多くの人と出会いながら結婚相手を探したほうがよいでしょう。
また、地方で婚活をするとなると、都市部に比べて婚活する人の母数が減るため、会員数の多いアプリでの婚活がおすすめです。実際、地方の結婚相談所では、婚活する際に結婚相談所とアプリの併用を勧めることもあります。
そして、「子どもを希望する男性で年収が低い」という特徴の具体的な目安は、年収400万円以下、40代後半以降の場合は年収800万円以下です。
結婚相談所では、将来も見据えて現実的な結婚相手探しをする人が多いため、子どもを希望する男性で年収が低いと相手が見つかりにくい傾向にあります。年齢が高くなるほど年収も高くないと結婚相談所での結婚は厳しいため、アプリでの婚活がおすすめです。
結婚相談所とアプリの併用が向いている人の特徴
結婚相談所とアプリの併用での婚活が向いている人には、以下の特徴が挙げられます。該当する項目が多い人は、結婚相談所とアプリのどちらかのみだと、結婚相手が見つかりにくい可能性が高いため、併用での婚活がおすすめです。
- 子どもを希望しない女性
- スペックが低い
- 自分のスペックと相手に求める条件の格差が激しい
婚活をしている方は、特に男性は子どもを希望する人のほうが多い傾向にあります。そのため、子どもを希望しない女性はなかなか子供を希望しない男性に出会えないため、可能性を広げるためにさまざまな婚活ツールを使って出会いを広げたほうが良いです。
しかし、アプリには結婚に対する本気度が低い会員も多く、結婚相談所に比べると結婚までの期間も長くなってしまう点がデメリットです。
そのため、子どもを希望せず結婚に対する意欲が高い人は、結婚相談所もやりつつアプリでも相手を探したほうが、よいパートナーと出会える確率が高まるでしょう。
また、自分のスペックと相手に求める条件の格差が激しいと、結婚相談所ではマッチングする可能性が低くなってしまいます。
例えば、「自分は年収200万円だけど相手には年収600万円以上を求める」「自分は専門卒だけど相手には大卒を求める」「自分は40歳だけど相手には20代を求める」などが挙げられます。
スペックの高い人を求めるのであれば結婚相談所が最適ですが、自分のスペックと相手に求める条件との格差が激しい場合は、結婚相談所で相手が見つかりにくい可能性もあるため、アプリとの併用がおすすめです。
まとめ
代表的な婚活方法として「結婚相談所」と「アプリ」が挙げられますが、決してどちらのほうがよいと断定できる基準はありません。
結婚相談所とアプリでは、コスト・会員数・サポートの有無など、さまざまな違いがあるため、人によって向き不向きが異なります。
できる限り早く結婚したい人やサポートを受けながら婚活を進めたい人は「結婚相談所」、多くの人と出会いたい人や自ら積極的に相手探しができる人は「アプリ」がおすすめです。理想の結婚相手と出会うために、自分に合った方法で婚活を進めていきましょう。
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