セクシャリティに関する相談ができる場所一覧

「自分のセクシャリティが分からない」
「セクシャリティについて誰にも相談できず困っている」
「セクシャリティの関係で結婚できるかが不安」

このような悩みを抱える方に向けて、今回はセクシャリティに関する相談ができる場所を一覧で紹介します。相談先の選び方についても紹介していますので、どこに相談するかを迷った際はぜひ参考にしてください。

セクシャリティに関する相談ができる場所一覧

セクシャリティに関する相談ができる場所を、特徴やメリット・デメリットなどとあわせて紹介します。

こころの電話相談

こころの電話相談では、LGBTQ+の当事者の悩みや心の問題、その家族の悩みについて相談できます。精神科医・公認心理師・臨床心理士などの専門家が担当してくれるため安心です。

ただし、毎週火曜の20時~22時と受付時間が限られており、担当してくれる専門家の多くが現場で働いているため、急患や予想外の仕事の発生などにより、急に電話相談ができなくなる可能性もあります。

無料/有料 無料
相談する手段 電話
受付時間 毎週火曜 20時~22時
URL 公式サイト

よりそいホットライン

よりそいホットラインでは、セクシャリティに関する相談以外にも、暮らしの困りごとや悩み、DVや性暴力に関する相談など、さまざまな内容の相談ができます。チャットやSNSにも対応しているため、より気軽な相談が可能です。

無料/有料 無料
相談する手段 電話・FAX・チャット・SNS
受付時間 24時間
URL 公式サイト

こころの24時間チャットサポート

こころの24時間チャットサポートでは、LGBTQIに関する悩みについて、Skypeを活用したチャットで気軽に相談できます。

心理カウンセラー・相談員・LGBTQIの当事者が担当してくれるため、「相談というより同じLGBTQIの当事者と話してみたい」といった際に気軽に話しかけることも可能です。

ただし、コロナの影響で相談員の定期的なログインが難しく、すぐに返信がこない場合があるため、時間に余裕のあるタイミングで相談するとよいでしょう。

無料/有料 無料
相談する手段 チャット(Skype)
受付時間 24時間
URL 公式サイト

こんぱすの森

こんぱすの森は、東京・巣鴨にある女性専用のカウンセリングルームです。2名の心理セラピストによって運営されており、セクシャリティ以外にもうつ傾向・パニック障害・トラウマなどのさまざまな相談にのってくれます。

「相談」というより「解決に向けたサポート」を希望する方におすすめです。

ただし、相談に料金が発生する点や初回カウンセリングは必ず対面で行われる点で、ほかの相談場所と比較してハードルが高い傾向にあります。

無料/有料 有料

・初回カウンセリング:8,000円/90分

・2回目以降のカウンセリング:15,000円/120分

・2回目以降の個人セッション(心理療法):15,000円/120分

相談する手段 対面・オンライン(2回目以降)
受付時間 10時~21時 ※不定休
URL 公式サイト

レインボー・ホットライン

レインボー・ホットラインは、セクシャルマイノリティのための電話相談・LINE相談を受け付けています。家族・友人・同僚・先生など、当事者以外からの相談も可能です。

ただし、受付時間が限られており、電話相談に関しては「毎月第一月曜」という月1回のタイミングしかないため、まずはLINEで相談してみるとよいでしょう。

無料/有料 無料
相談する手段 電話・LINE
受付時間 電話:毎月第1月曜 19時~22時

LINE:毎週月曜 19時~22時 ※受付は21時まで

URL 公式サイト

セクシュアル・マイノリティ電話法律相談

セクシュアル・マイノリティ電話法律相談では、セクシャルマイノリティに関する法律相談を、弁護士に電話で直接相談できる点が特徴です。

具体的には「セクシャリティを理由に解雇された」「パートナーに財産を残したい」などの内容が挙げられます。

ただし、電話相談の結果、面談相談や交渉などをお願いする場合は料金が発生する点に注意してください。

無料/有料 無料
相談する手段 電話
受付時間 毎月第2木曜・第4木曜 17時~19時

※祝祭日の場合は翌金曜に実施

URL 公式サイト

Tokyo LGBT相談

Tokyo LGBT相談では、セクシャリティに関するさまざまな相談ができます。具体的には「性別に違和感がある」「制服を着たくない」「ロールモデルを探している」などが挙げられます。

個人だけでなく、社内福利厚生制度の見直しやセクシャルマイノリティの方が働きやすい環境づくりなど、事業者向けの相談もできる点が特徴です。

無料/有料 無料
相談する手段 電話
受付時間 毎週火曜・金曜 18時~22時 ※祝日・年末年始除く
URL 公式サイト

LGBTsのための電話相談

LGBTsのための電話相談は、セクシャルマイノリティのための相談窓口です。大阪弁護士会が提供しているため、セクシャリティに関する悩みから、結婚や遺言などの法律相談まで、幅広く受け付けています。

ただし、受付時間が月1回の2時間と限られているため、「今すぐに相談したい」という方は24時間受け付けている相談窓口の活用がおすすめです。

無料/有料 無料
相談する手段 電話
受付時間 第4月曜 16時~18時
URL 公式サイト

にじいろ Q LINE相談

にじいろ Q LINE相談では、セクシャリティに関する悩みを、LINEから気軽に相談できます。1回につき1人60分程度が目安です。

ただし、受付時間が不定期であるため、公式サイトの告知を定期的に確認したり、お知らせ専用のLINEを友達追加しておくとよいでしょう。

また、現在は相談件数が多いために待ち時間が長くなるケースもあるようです。確実に相談したい場合は、事前に予約しておきましょう。

無料/有料 無料
相談する手段 LINE
受付時間 不定期 ※公式サイトからご確認ください
URL 公式サイト

友情結婚相談所カラーズ

友情結婚相談所カラーズは、セクシャルマイノリティの方向けに提供されている友情結婚相談所です。セクシャリティそのものに関する悩み相談はできませんが、ヒアリングによって友情結婚が可能かどうかを相談できます。

相談する手段は、東京と名古屋のそれぞれのオフィスに訪問しての対面かオンラインから選べます。

公式サイトでは「友情結婚適性診断」を無料で受けられるため、気になる方はぜひ診断を受けてみてください。

無料/有料 無料 ※相談のみ
相談する手段 対面・オンライン
受付時間 11時~17時 ※予約状況によって変動
URL 公式サイト

どこに相談すればよいか分からない!相談先の選び方

ここまでセクシャリティに関する相談ができる場所を紹介してきましたが、「多すぎて結局どこに相談すればよいか分からない…」という方に向けて、相談先を選ぶポイントについて紹介します。

相談する手段によって選ぶ

セクシャリティに関する悩みや困りごとを相談するのに抵抗を感じる方は少なくありません。なかには、「相談するのに抵抗はないけど電話や対面で話すことが苦手」といった方もいらっしゃいます。

この場合は、チャットやLINEなどのSNSを通じて相談できる窓口がおすすめです。電話による相談が主流ではあるものの、チャットやLINEなどのSNSから相談できる窓口も増えてきました。

反対に、「直接顔を見ながら話したい」といった方は、対面やオンライン(ビデオ通話)などで相談可能な窓口を選びましょう。

相談できる時間によって選ぶ

多くの相談窓口では月に数回、数時間の受付時間が設けられています。しかし、なかには学校や仕事などの関係でなかなかタイミングが合わないという方もいらっしゃるでしょう。

この場合は、受付時間が24時間の相談窓口がおすすめです。ただし、相談窓口をひとつに絞る必要はありません。すぐに相談したいことは24時間の相談窓口に、タイミングの合う日に別の相談窓口へ相談することも可能です。

相談する内容によって選ぶ

セクシャリティに関する悩みといっても、セクシャリティそのものに関する悩み、法律が関わる悩み、結婚に関する悩みなどさまざまです。

セクシャリティの悩みのなかでも法律が関わる場合は、弁護士事務所が提供してる法律相談窓口、結婚や婚活に関する悩みは友情結婚相談所の入会相談窓口など、相談内容に応じて窓口を選ぶとよいでしょう。

まとめ

「自分のセクシャリティが分からない」といった漠然な悩みでも、「セクシャリティを理由にセクハラを受けた」といった法律にかかわるような悩みでも、悩みに大きい小さいはありません。

対面や電話での相談が不安・苦手な方は、SNSやチャットでの相談が可能な窓口もあります。1人で抱え込もうとせず、自分に合った相談窓口で、自分のペースで、一度相談してみてください。

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代表中村
著者:代表中村

恋愛結婚に違和感がある皆様に、友情結婚が新たな選択肢になるよう日々情報を発信しています。興味がある方は一度入会相談にお越しください。

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