アセクシャル
ノンセクシャル男性はいる!自認する瞬間や結婚相手を見つける方法
ノンセクシャルとは、他者に対して恋愛感情を抱く場合があるものの、他者に対する性的欲求は抱かないセクシャリティのことです。
ノンセクシャルは男性より女性に多い傾向がありますが、男性にもノンセクシャルの方はいらっしゃいます。
そこで、今回はノンセクシャル男性がセクシャリティを自認する瞬間や結婚相手を見つける方法、ノンセクシャルの男女比などについて詳しく紹介します。
関連記事:ノンセクシャルとは
目次
ノンセクシャル男性も存在する
そもそもノンセクシャルとは、他者に対して恋愛感情は抱くものの、他者に対する性的欲求は抱かないセクシャリティのことです。「ノンセク」と略して呼ばれることもあります。
そして、ノンセクシャルは日本独自の区分であり、海外ではあまり浸透していません。
ノンセクシャルは男性より女性に多いといわれていますが、男性にもノンセクシャルの方はいらっしゃいます。
ノンセクシャルに恋愛したい性やネタの性は関係ない
ノンセクシャルは、他者に対する恋愛感情があり、性的欲求はない点が特徴です。
そこで注意したいのは、ここでいう性的欲求は「他者」に対するものであり、恋愛したい性や自慰行為をする際のネタにしたい性は関係ないということです。
そもそも、どのようなセクシャリティであっても自慰行為をする人としない人がいるように、ノンセクシャルの方にも自慰行為をする人としない人がいます。自慰行為をする際のネタにする性が男性なのか女性なのか、はたまた両方なのかも人それぞれです。
また、ノンセクシャルは他者に対して恋愛感情を抱くことがあるわけですが、恋愛感情を抱く対象が男性・女性・男性と女性の両方と、どの性であるかも人によって異なります。
このように、ノンセクシャルであるかどうかという判断基準には、あくまでも他者に対する性的欲求の有無が関係しており、恋愛したい性やネタにしたい性は関係ありません。
ノンセクシャルの男女比
ノンセクシャルは日本独自の区分であるため、ノンセクシャルの人口や割合に関する調査はほとんどなく、その実態は明らかになっていません。そのため、ここではカラーズの会員情報をもとに、会員の男女比率やセクシャリティ比率を紹介します。
カラーズの在籍会員数は244名で、男女比率は男性が45%(約110名)、女性が55%(約134名)と、男女比率はほとんど半々でした。
そして、男性会員のセクシャリティ比率は、以下のようになっています。
男性会員のセクシャリティ | 割合 |
ゲイ | 80% |
アセクシャル | 9% |
ノンセクシャル | 7% |
バイセクシャル | 3% |
トランスジェンダー | 1% |
このように、カラーズの会員だけでみると、ノンセクシャル男性の割合は7%となっています。
その一方で、カラーズに入会している女性会員のセクシャリティ比率は、ノンセクシャルが47%、アセクシャルが47%と、ノンセクシャルが約半数を占め、ノンセクシャルとアセクシャル合わせると9割を超えています。
カラーズ会員のセクシャリティ比率からも分かる通り、ノンセクシャルは男性より女性に多いものの、ノンセクシャル男性も少なくないことが分かります。
出典:株式会社COLORUS81「会員情報 | 友情結婚相談所カラーズ」
男性がノンセクシャルと自認するまでには時間がかかる
ノンセクシャルの方は性別に関係なく、自認するタイミングが比較的遅い傾向にあります。他者に対して恋愛感情を抱くことのあるノンセクシャルは、相手に性的欲求を抱かない理由として、
「本当は好きじゃないのかもしれない…」
「いずれ性的欲求を抱くかもしれない…」
と考えてしまうことが多く、セクシャリティを自認するきっかけがなかなかつかめないためです。
ただ、セクシャリティは焦ってはっきりさせる必要はありません。セクシャリティは人の数だけあると言われています。
後天的になる方もいらっしゃり、先天的な方でも幼少期から自認していたという方は少ない傾向にあります。
「ノンセクシャルかもしれない」と思っても焦らず、じっくり自分のセクシャリティと向き合っていきましょう。
ノンセクシャルを自認した瞬間
性別に関係なく、これまでノンセクシャルを自認した方々がどのようなタイミング・きっかけで自分がノンセクシャルと分かったか、具体的な事例を一覧で紹介します。似たような経験がある方は、ノンセクシャルかもしれません。
▼ノンセクシャルを自認した瞬間
- お付き合いはできてもキスやそれ以上の行為はしたくない・するのが辛い
- デートが楽しくても性的な行為を求められると帰りたくなる
- 「恋愛感情」は分かるけど「性的欲求」がどんな感情かが分からない
- 「恋愛する=性的な行為をともなう」の意味が分からない
- 恋愛に性的な行為は必要ないと思っている
- スキンシップやボディタッチに特別感を持たない
- 性的な行為のよさが分からない
- 性的な行為に嫌悪感や不快感がある
関連記事:アセクシャル・ノンセクシャルを自覚するタイミングとは?
ノンセクシャル男性が結婚相手を見つける方法
ノンセクシャル男性が結婚相手を見つける方法としておすすめなのが、友情結婚相談所の活用です。
そもそも友情結婚とは、愛情や信頼のもとで婚姻関係を結ぶことを指し、夫婦間に性的な行為がないこと以外、一般的な結婚となんら変わりありません。
現在、ノンセクシャルを含むセクシャルマイノリティ向けのマッチングアプリも提供されていますが、結婚願望がない人も多く、冷やかし・なりすましも見受けられます。
一方で友情結婚相談所は、結婚に対する本気度の高い会員がほとんどで、出会い(マッチング)から成婚までをスタッフがサポートしてくれるため安心です。
友情結婚相談所「カラーズ」では、会員のセクシャリティや希望条件などをヒアリングし、一人ひとりに合った方をご紹介します。
このような理由から、「本気で結婚を目指したい」という方には、友情結婚相談所が最適です。
「自分が友情結婚に向いているのかが分からない」といった方は、カラーズの「友情結婚適性診断」を試してみるとよいでしょう。少しでも友情結婚に興味がある方は、カラーズまで気軽にご相談ください。
まとめ
女性に比べると人数は少なくなる傾向があるものの、男性にもノンセクシャルの方はいらっしゃいます。実際、カラーズで友情結婚を希望されている男性会員の7%がノンセクシャルです。
ただ、ノンセクシャルと自認するまでには時間がかかる傾向があり、「幼少期からノンセクシャルを自認していた」という人はかなり少ない印象を受けます。
焦ってセクシャリティをはっきりさせる必要はありません。自分らしいライフスタイルを見つけるまで、じっくり自分のセクシャリティと向き合っていきましょう。
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