同性パートナーがいる場合の友情結婚の注意点について解説

同性パートナーがいる状態で、友情結婚することをうまく想像できない人は多いのではないでしょうか。

カラーズで同性パートナーがいる会員は100人中1人~2人ほどと少数ですが、実際に同性パートナーがいる人で成婚された方もいます。

今回は、同性パートナーがいる人の友情結婚の婚活ついて解説します。

今回はこちらの動画をもとに記事化しています!興味ある方は動画もご覧くださいい↓↓

結論、同性パートナーがいても友情結婚はできます。

カラーズでは少数ではあるものの、会員の100人に1人~2人の割合で同性パートナーがいます。実際に同性パートナーがいる人で成婚された人もいます。

成婚された人はお互いに同性パートナーがいる夫婦もいれば、片方だけに同性パートナーがいる夫婦もおり、形はさまざまです。

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同性パートナーがいる方が入会相談にくることは少なくありません。さまざまな同性パートナーがいる人を見てきた経験から、2つの確認をしてから婚活をスタートしたほうがよいと感じ、同性パートナーがいる人には以下の2つの話をしています。

  • 同性パートナーと一生付き合っていこうと確認が取れているか
  • 友情結婚したいことを同性パートナーは理解しているのか

この2つをクリアすることが難しいからなのか、入会に至らないケースが多くあります。

カラーズとしてもこの考えが正しいとは思っていませんが、同性パートナーに理解してもらうことが大切だと感じています。

この2点について詳しく解説します。

同性パートナーと一生付き合っていこうと確認が取れているか

同性パートナーと一生付き合っていくことが決まっているかどうかで婚活のハードルの高さが変わります。

カラーズの会員の多くは同性パートナーがいません。結婚は「夫婦2人」のイメージがあり、同性パートナーを受け入れられる人は少数です。

プロフィールに「パートナーはいない人がいい」と記載している人が多く、ほとんどの方が同性パートナーがいない人を希望しています。

同性パートナーが一生一緒にいようと思っていないなら、いつか別れるかもしれません。いつか別れるなら、同性パートナーがいる状態で婚活するよりも、別れてから婚活をする方が婚活のハードルは下がります。

「今は同性のパートナーがいるけれど、結婚したら同性パートナーと別れます」という会員様も過去にはいましたが、婚活はうまくいきませんでした。

相手からすると「いつか別れるなら、もう婚活しているんだから別れたらいい」と思われてしまいます。不誠実だと捉えられてしまい「不誠実なことをする人」と思われてしまうこともうまくいかない理由の一つだと思います。

また、結婚に対しての覚悟が決まっていないような印象を与えてしまい、婚活がうまくいかないことが多くあります。

同性パートナーがいる人は友情結婚をしないほうがいいというわけではありません。同性パートナーがいる人が婚活をするなら、同性パートナーに理解してもらい、自分自身も覚悟を持って婚活する必要があります。

友情結婚したいことを同性パートナーは理解しているのか

友情結婚したいことを同性パートナーが理解していないなら、婚活は控えたほうがよいでしょう。

自分の知らないところで勝手に婚活をしていたら、同性パートナーは嫌な思いをするはずです。同性/異性に関係なく、付き合っている人がいるのに隠れて婚活されたらショックを受けますよね。だから同性パートナーに理解してもらってから婚活することが大切です。

心で繋がっている相手が誰かと入籍することは、スムーズに受け入れられることではありません。1回の説明で理解されるとは思わず、時間をかけて少しずつ説明して理解してもらうようにしましょう。

特に、同性である自分ができない「入籍する」ことを誰かとすることに、頭では分かっていても心はついていかないという状態になる人は多いものです。

これから同性パートナーとの関係を続けながら、友情結婚をしたいことやどんな人生を歩んでいきたいかなど、少しずつ説明して理解してもらうことが必要となります。

言い方を間違えると同性パートナーとケンカになってしまい、別れる原因になる可能性もあるでしょう。

同性パートナーがいらっしゃる方で、ご入会された人になかには、
同性パートナーも友情結婚を希望されていて、2人で入会したカップルもいます。

入会までに時間がかかった方で、「同性パートナーに理解してもらうのに1年以上かかりました。」という人も。
入会相談ですでに理解があったケースもありました。例えば、付き合い始めから「結婚に興味がある」と伝え続けて、カラーズを知って婚活を始めた人は、最初から話していたため同性パートナーは応援してくれていました。

逆に、友情結婚したいと同性パートナーに伝えたら「応援するけど関係は続けたくない」と言われ、別れてから入会した人もいます。

同性パートナーがいる人が友情結婚をするなら、同性パートナーの理解は不可欠です。同性パートナーと向き合い、2人が、そして結婚相手を含めてどんな人生を歩みたいのか考える必要があります。

同性パートナーがいる・いないに限らず、結婚したい理由を自己分析することが大切です。どんな結婚生活をしたいのか。同性パートナーと結婚後にどのように関わっていくのかも考える必要があります。

カラーズでは、4つのスタイルでマッチングを行っています。

  • 同居・子供あり
  • 同居・子供なし
  • 別居・子供あり
  • 別居・子供なし

過去、同性パートナーがいて友情結婚した人で「同居・子供なし」のスタイルを選んだ人はいません。

同居・子供ありの場合は、同性パートナーは別のところに住んでいて、同性パートナーとは一緒に住まないという選択をした人もいます。

別居・子供ありは、同性パートナーと住み、夫婦は別居を選ぶスタイルです。子どもはどちらかの家で育てるというケースで成婚する人もいます。

別居・子供なしは、同性パートナーと住む人もいれば住まない人もいます。

「同居・子供あり」のスタイルの場合、子どもができたらなかなか同性パートナーと会えなくなってしまうのではないかと思う人は多いですよね。

子どもができると、最初の数年間は育児に追われ、自分の時間を作ることもままならないのでは…と想像できます。しかし実際に子どもができないと分からない部分や想像できない部分は多いものです。

そのようなときには、過去に同じケースで成功した例などからイメージすることがおすすめです。newTOKYOというメディアにカラーズで成婚された方の記事がアップされています。結婚生活やどのような関係性を築いていくのかを考える参考になります。同性パートナー・自分・結婚相手の3人の距離感を感じられると思います。

3人の相性をふまえて、話し合いながら決めることが大切です。「パートナーと結婚相手は接点を持たなくていい」「たまに会ってほしい」「3人で仲良くしてほしい」など結婚後の関係はさまざま。それぞれのケースを想定して、結婚相手や同性パートナーの希望を聞きながら考える必要があります。

また、同性パートナーがいる人は、いない人に比べるとお見合い成立率は低くなります。一つ一つのご縁を大切にするために、結婚後の生活をしっかり想像して婚活中に話せるようにしておきましょう。

多くの会員はプロフィールに「パートナーがいない人がいい」と記載しています。どうしてパートナーがいない人がいい、パートナーがいる人が嫌だという人が多いのでしょうか。

2つの理由を解説します。

1.結婚の想像がつかない

一つ目の理由は、同性パートナーがいる人との結婚を想像できないということです。

実際に同性パートナーがいる人を見たことがなかったり会ったことがなかったりする人が多くいます。イメージで「複雑そう」「ややこしそう」と思い、同性パートナーがいない方がいいなと思っている人が多いものです。

2.大切な存在が2人いる状態になってしまう

二つ目の理由は、大切な存在が2人いる状態になってしまうということです。

家族と同性パートナーと大切な存在が2人いると、何かあったときに家族よりもパートナーを優先するのではないかと懸念する人が多くいます。

「子どもができたときには一番大切な存在は子どもであってほしい」と思う人は多いものです。実際子どもができたら子どもが第一になる人は多いはずですが、リスクを回避したいと思うのは仕方ないことかもしれません。

プロフィールに「パートナーはいない人がいい」と記載している人が多く、ほとんどの人は同性パートナーがいない人を希望しています。

そのため、同性パートナーがいるほうがパートナーがいない人と比べると友情結婚は難しくなってしまいます。

しかし同性パートナーがいてもいいという方は一定数います。「家庭に持ち込まなくて、家庭を大切にしてくれるなら大丈夫!」という人や「仲良くしたいです!」という人も少数ではありますが、会員様の中にいます。

また、プロフィールで「同性パートナーがいない人がいい」と記載している人でも、同性パートナーがいる人からお見合い申し込みがきて実際会ってみて成婚し、現在は子どもがいる人もいます。

このようにプロフィールに「同性パートナーがいない人がいい」と記載していても「絶対にナシ」ではない人も一定数います。プロフィールは「絶対」で記載する人と「できれば」で記載する人がいるため、プロフィールが全てではないのかもしれません。

カラーズでは成婚者の会(CFC)を開催しています。その中で、実際に同性パートナーがいない男性(ゲイ)と友情結婚した女性(アセクシャル・ノンセクシャル)2人から聞いた2つの意見を紹介します。

恋人や好きな人ができたら応援したい

すでに子どもがいて、しっかりとした信頼関係ができている夫婦で、旦那さんはゲイ活動を現在行っていない状態です。

せっかくゲイとして生まれたのだから、旦那さんがゲイ活動をして恋人や好きな人ができたとしたら「応援したいと思っている」と女性はおっしゃっていました。

特定のパートナーはNG

もう1人の女性は、旦那さんの性欲求に対処することはできないため、旦那さんが外で出会いを求めるのはOKと考えていました。

ただし、家庭に持ち込むことや特定のパートナーを作ることはNGとしています。特定のパートナーというと、恋人という存在になってしまいます。

恋人となると、女性や子どもに対してどのような感情を向けるか分かりません。何か悪意を持たれてしまう可能性もあるため、女性は旦那さんに特定のパートナーを作ることはやめてほしいと思っています。

話し合いで、お互いが幸せに納得して結婚生活を続けられるか考えることが大切です。選択肢は一つではありません。人の数だけあります。

また、結婚相手とパートナーに挟まれる立場になるため、しっかりとした覚悟が必要です。不安材料があるなら、どんどん選択肢を提案できるようにリサーチしたり、想像したりして考えましょう。

カラーズでは、友情結婚に向けた婚活をサポートしています。無料の相談を受け付けているので、ぜひご相談ください。

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代表中村
著者:代表中村

恋愛結婚に違和感がある皆様に、友情結婚が新たな選択肢になるよう日々情報を発信しています。興味がある方は一度入会相談にお越しください。

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