「相手との違いを楽しむ」のススメ

「話し合いで相手と自分の常識の違いが許せない…」
「普通ならこうするのにそうしないってことは、私は大切に扱われてない!」

そんな風に感じている方もいらっしゃるかもしれません。特に、同じ国で同じ言語を話すのでなおさら、つい「みんな同じ」と思ってしまいがち。しかし、忘れてはいけないのは、私たち一人ひとりが全く異なる家庭環境で育ち、それぞれに独自の価値観や文化を持っているということ。

つまり「普通」って、「一人ひとり違う普通があるということ」なんです。

例えば日本なら電車が数分遅れても怒る人がいるけれど、違う国では1時間遅れるのが当たり前ってこともありますよね。きっとその人もその国では怒らないと思います。

婚活において違いにフォーカスしすぎると、お互いにしんどくなってしまう。
今回はそんな違いをどうすり合わせしていけばいいのかについてお話しします。

  • お互いを尊重し合える関係が築ける
    相手と自分の違いを認め、尊重することで、お互いを理解し合い、より深い信頼関係を築くことができます。
  • 新しい価値観に触れることができる
    相手との違いから、自分にはなかった新しい価値観や考え方を知ることができます。
    これにより、視野が広がり、自己成長につながります。

1.違いを理解しようとする

相手がなぜそう考えるのか、その背景にある価値観や経験について、積極的に尋ねてみましょう。相手のことをより深く知ることができます。

2.違いを否定せず、受け入れる

相手と自分の違いを否定せず、まずはありのままを受け入れることが大切です。その上でどうしたらお互い良くなるか具体的な案を出し合いましょう。

3.共通点を見つける

違いにばかりに目を向けず、共通点を見つけることも大切です。
共通点を見つけることで、お互いの距離が縮まります。

4.お互いの良いところを認め合う

相手の良いところを認め、感謝の気持ちを伝えることで、より良い関係を築くことができます。

5.柔軟な姿勢を持つ

状況に合わせて、自分の考え方を柔軟に変えることも大切です。相手に合わせて行動してみると案外楽しかったと気づくこともできます。当然行動してみて合わないがわかることもあるので、その時は正直に伝え、またどうしたらいいか話し合いましょう。

結婚生活は、二人で新しい価値観を創り上げていくプロセス。違いを楽しむことで、より幸せな結婚生活を送ることができると思います。

婚活で大切なのは自分と同じ価値観の相手を探すことではありません。
そして全てが完璧にできる人も1人もいません。
相手に対して「これができてない!」と怒ることもあるかもしれないけれど、自分もできないこともある。だからお互い優しい気持ちで大目に見るのも大事です。

違いがあるのが当たり前。

それを大前提として「2人で掲げた理想の結婚生活(どんな気持ちで過ごしたいか)に近づくために、何をしたらいいか?」ここを軸に同じ方向を向いて具体的なアイデアを出し合うこと。それが本当の話し合いだと思います。

異文化交流みたいに違いを楽しめたら、自分の価値観も世界も広がりますよ♪

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サリー
著者:サリー

カラーズでは、設立当初の2015年より多くの方の撮影やスタイリングを担当しています。その中から多数ご成婚カップルも出ています。また、2020年からは話し合い冊子作成サポートやお見合い練習、カウンセリングなど、実践やマインドのサポートもさせていただいております。

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