ゲイを隠して結婚できる?ゲイが結婚する3つのパターンを解説

ゲイだと自認している男性で、様々な理由で女性と結婚したいと思う方は実は少なくありません。女性との結婚を望む理由は人によって異なり、さまざまな理由が掛け合わさっていることも多くあります。

ゲイ男性が結婚する一つの方法として考えられるのが、ゲイということをお相手に伝えず結婚する方法です。今回は、女性と結婚を考えていて色んな選択肢を知りたいという男性へ、3つの選択肢を解説します。

↓↓友情結婚を希望するゲイの方ってどんな人?↓↓

ゲイ男性といっても、「ゲイ=男性と付き合いたい・同性結婚したい」とは限りません。人によって異なった考えを持っており、男性と付き合いたいと思う人もいれば、男性に性的興味があっても行動に移すことはせず、女性としか付き合ったことがないという方までいらっしゃいます。

では、どうしてゲイを隠して結婚したいと思うのでしょうか。3つの理由を解説します。

周りからの目が気になる、親を安心させたい

親や周りからの目が気になり、女性との結婚を希望するゲイの方がいます。

20代~30代の結婚適齢期とされる年齢になっても結婚していないと「結婚はまだ?」と言われるような場面があるかもしれません。会社の人から結婚について聞かれるだけでなく、親から結婚を催促されるようなことも考えられます。

また、女性関係の話がない男性はゲイではないか?と周りから詮索されることもあるでしょう。

このように周りからの目が気になり、女性と結婚することで平穏に暮らしたいと思う男性もいます。

子どもが欲しいから

ゲイを隠して結婚したいと思う理由で多いのは、子どもが欲しいという理由です。

元々子どもが好きだから子どもを持ちたい、親に子どもを見せたいといった理由から子どもが欲しいという人がいます。養子縁組ではなく自分の遺伝子を持った子どもを持つには、女性の存在は必要不可欠です。

そのためゲイの方で女性との性行為が可能な場合は、子どもを持つためにゲイを隠して結婚することがあります。

↓↓【子供が欲しい?】なぜゲイの方が異性との友情結婚を希望するのか↓↓

カミングアウトしたくないから

ゲイを隠すのは、やはりカミングアウトしたくないという気持ちが強いからだと思います。男性に性的興味を持っていても、ゲイ活動をしたことがなく、今後もゲイ活動をしようと思っていない人もいます。

周りにゲイをカミングアウトして、ゲイと知られた環境で過ごすのではなく、一般社会に溶け込んで平穏に過ごしたいと願う人は多く、一般的な異性との結婚を望む人もいます。

ゲイの方が結婚する場合、3つのパターンが考えられます。

  1. ゲイを隠して結婚する
  2. ゲイを告白して結婚する
  3. 友情結婚を選択する

①ゲイを隠して結婚する
自分がゲイだということを女性には伝えず、女性と結婚する人も少なくありません。この場合、女性との性行為が必要になりますので女性と性行為ができるなら、ゲイを隠して結婚する選択肢もあるでしょう。

②ゲイを告白して結婚する
①とは逆に、相手にゲイだとカミングアウトをして結婚する人もいます。

相手がノンケの女性であっても、相手から恋愛感情を抱かれている場合や、利害の一致なので、セクシャリティを理解した上で結婚できる可能性があります。

③友情結婚を選択する
相手にゲイを隠して結婚したり、ノンケの女性にゲイを告白して結婚したりすることが難しいと感じる方、お相手に後ろめたいと思われる方は、友情結婚が選択に入るかもしれません。

女性と性行為はできないけれど子どもは欲しいといったケースでも、夫婦でお互いのセクシャリティを理解して結婚する友情結婚なら、最初から性行為以外の方法で妊活を行うため、希望を叶えられるかもしれません。

このようにゲイの方が女性と結婚する選択肢は、大きく分けて3つあります。どのような選択をするかは、その人の結婚への考えなどにより異なり、結婚後のライフスタイルを見据えた選択となるでしょう。

ゲイの方が女性と結婚する3つのパターンそれぞれにメリット・デメリットがあります。3つのパターンのメリット・デメリットを解説します。

①ゲイを隠して結婚するメリット・デメリット

メリット
・カミングアウトしなくていい

デメリット
・ゲイであることを隠し続けなければならない
・性行為をする必要がある

相手にゲイを隠して結婚するため、一般的な結婚と同様に性行為が必要となります。日本では子どもができた後にセックスレスになる傾向があり、子どもができた後は性行為を行わなくても不自然さはないかもしれません。

ただし、子どもができるまで妊活のために性行為を頑張れる人でなければ、ゲイを隠して結婚することは難しいかもしれません。

また、ゲイであることを隠し続ける必要があります。ゲイであることが相手にバレてしまうと、トラブルに発展する可能性があります。

ゲイを隠しながら結婚生活を送る中で密かに同性パートナーとの関係を続け、男性との浮気がバレてしまうというケースも。ゲイが結婚相手にバレて夫婦関係が破綻した場合、ゲイを隠していたことは婚姻を継続し難い重大な事由として認められる可能性があります。離婚原因の一つとなり得るのです。

さらに、相手を傷つけてしまうため、絶対にバレないようにする、絶対にカミングアウトしないという覚悟が必要です。「墓まで持っていく」ぐらいの覚悟を持てなければ、この選択肢を選ばないほうがよいでしょう。

②ゲイを告白して結婚するメリット・デメリット

メリット
・ゲイであることを隠す必要がない

デメリット
・カミングアウトする必要がある
・相手に受け入れてもらえない可能性がある

相手にゲイを告白して結婚する場合、最初の難関としてカミングアウトがあります。相手にカミングアウトする勇気が必要になり、相手に受け入れてもらえない可能性も考えられます。

また、結婚後もし離婚となった場合、揉めてしまうとアウティングされる可能性もあるかもしれません。

しかし相手が受け入れてくれて結婚できた場合、結婚相手にゲイを隠し続ける必要がなく、隠して生活するよりもストレスが少ないかもしれません。

③友情結婚を選択するメリット・デメリット

メリット
・性行為が必要ない
・ゲイであることを理解してもらった上で結婚できる

デメリット
・子供を希望している場合は、ゲイとして活動しにくくなる可能性がある

友情結婚の場合、性行為は必要ありません。当人同士のセクシャリティを理解した上で結婚するため、相手へのカミングアウトで悩むこともありません。

ただし、他の選択肢と同様、子どもを希望している場合、子どもができると1人の時間を持ちにくくなり、ゲイとして活動をしにくくなる可能性があります。友情結婚に否定的なセクマイの友達との関係が薄くなるなど、今まで通りのゲイ活動が難しくなるかもしれません。

・友情結婚のメリットデメリット詳しくはこちら>>

ゲイの方が結婚する場合、ゲイを隠して結婚する・ゲイを告白して結婚する・友情結婚するの3つの選択肢が考えられます。結婚のあり方は人それぞれです。この3つの選択肢以外の選択肢もあるかもしれません。

カミングアウトの有無や結婚後もゲイを隠し通せるのかなど、自分の気持ちやライフスタイルに合った結婚を選択することが大切です。

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代表中村
著者:代表中村

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