レズビアンとは?バイセクシャルやパンセクシャルとの違いを解説

レズビアンとは、自分を女性と認識し、女性に性的魅力を感じる人を指します。さまざまなセクシャリティがある中でも、よく耳にするセクシャリティなのではないでしょうか。

しかし、カラーズに入会されているレズビアンの方は、一般的なレズビアンの方とは少し違った傾向があります。

カラーズは、性行為のない友情結婚専門の結婚相談所です。そのため、カラーズに入会している方は、レズビアンの中でもノンセクシャル寄りの方が多く、好きになるのは女性だけど性的なことをしたくない方が多い傾向にあります。

今回はレズビアンを性に関する4つの観点で定義し、バイセクシャルやパンセクシャルとの違いについて解説します。

レズビアンとは、自分を女性と認識し、女性に性的魅力を感じる人です。LGBTQのLにあたるセクシャリティで、女性同性愛者を指します。「レズ」「レズビアン」「ビアン」などといった呼び方をされるセクシャリティです。

日本では自分を男性と認識し、男性に性的魅力を感じる人だけをゲイと呼びますが、欧米では男女問わず、同性愛者をまとめてゲイと表現することがあります。

また、電通が行った調査によると、日本におけるレズビアンの割合は1.01%という結果が出ており、「100人に1人はいる」ということになります。

セクシャリティは4つの要素で構成されていると考えられています。

  • 身体的性
  • 性自認
  • 性表現
  • 性的指向(恋愛する性・性的行為をしたい性)

身体的性とは生物学的な性を指し、外性器を見て判断されます。戸籍の性とも呼ばれる要素です。

性自認とは、自分自身の性別をどのように思うのかという要素で、こころの性とも呼ばれています。レズビアンの場合は、性自認が女性です。

性表現とは、言葉遣いや服装などで表現する性を指します。ふるまう性とも呼ばれ、性自認が女性であったとしても、性表現は男性であることがあり、性自認と性表現が一致するとは限りません。

性的指向とは、恋愛や性愛の対象として魅力を感じる性を指します。カラーズでは、性的指向をさらに恋愛する性・性的行為をしたい性の2つに分けて考えています。

レズビアンの場合、性的指向は女性です。カラーズに相談に来るレズビアンの方は、恋愛する性は女性ですが、性的行為は苦手・性的行為をしたことがないという方も多いです。

つまり、他者に対して恋愛感情を抱くことはあるものの、性的欲求を抱くことはないセクシャリティであるノンセクシャルに近い方が多い傾向があります。

性自認が女性で、女性に性的魅力を感じるとしても、必ずしもレズビアンであるとは限りません。バイセクシャルやパンセクシャルである可能性があります。

バイセクシャルとは、女性だけでなく男性にも性的魅力を感じるセクシャリティです。両性愛とも呼ばれています。

パンセクシャルは、セクシャリティに関係なく性的魅力を感じるセクシャリティです。

このように性自認が女性で、女性に性的魅力を感じるとしても、他のセクシャリティにも魅力を感じる場合には、レズビアン以外のセクシャリティである可能性があります。

自分のセクシャリティに違和感を感じるという方は、セクシャリティ診断を利用するとよいかもしれません。

JobRainbowが提供するセクシャリティ診断は、4つの要素からセクシャリティを診断してくれます。設問に答えれば、10分ほどで診断可能です。

ただし、このセクシャリティ診断が必ずしも合っているとは限りません。セクシャリティは流動的であり、診断はあくまでも今のセクシャリティの指向を表すものです。

セクシャリティ診断は、自分のセクシャリティを考える上での参考程度に考えるとよいかもしれません。

レズビアンはさまざまなイメージを抱かれることがあります。そのイメージは本当なのでしょうか。

男役・女役って決まってる?

レズビアンは、男役・女役が決まっていると思われていることがあります。

レズビアン間では、フェム・ボイという言葉で女性的な人と男性的な人を表現することがあります。

フェムは口調や服装が女性的な人です。ボイは口調や服装が男性的な人であり、それぞれ性表現を表しています。

また、性行為や恋愛をする上での立ち位置を示すタチ・ウケという言葉もあります。

タチは性行為や恋愛をする上で能動的立場、ウケは受け身的立場とされています。さらに、リバはどちらの立場にもなる人を表現しています。

このような言葉はあるものの、必ずしも男役・女役が決まっているとは限りません。

この男役・女役というのは、片方が男性っぽい口調や服装で、片方が女性っぽい口調や服装をしていることをイメージしているもので、これは性表現を示しています。

レズビアンは、性自認が女性で、性的魅力を感じる対象が女性である人を指します。性表現については人によって異なります。

そのため性表現が女性の人がいれば男性の人もおり、女性や男性を意識しない性表現の人もいます。

フェム・ボイなどの言葉があるため、男役・女役が決まっているというイメージを持つ人がいますが、性表現は人それぞれであり、男役・女役が決まっているということはありません。

レズビアンの人は男性が嫌いな人が多い?

レズビアンの人は男性が嫌いな人が多いというイメージを持っている人がいます。しかしレズビアンだからといって、男性が嫌いとは限りません。

レズビアンであるかどうかに限らず、どのセクシャリティであっても、男性が嫌いな人もいれば嫌いでない人もいます。

それは個人の気持ちの問題で、セクシャリティは関係ありません。レズビアンだから男性が嫌いという考えは偏ったイメージです。

レズビアンであっても、結婚の選択は可能です。

身体的性が女性で女性との結婚を望むなら、一部の自治体で導入されているパートナーシップ制度の活用が必要となります。

身体的性が男性で性自認は女性・性的指向は女性という人は、レズビアンでありますが、トランスジェンダー女性でもあります。この場合、身体的性は男性であるため、法的結婚が可能です。

また、身体的性が女性のレズビアンの場合、法的な結婚を望むなら結婚相手にセクシャリティを隠して一般的な恋愛結婚をするか、または友情結婚という選択肢があります。友情結婚とは、恋愛関係にない者同士が性愛とは異なった愛情と信頼関係を結ぶことで結婚することです。

レズビアンは、自分を女性と認識し、女性に性的魅力を感じる人です。性表現については自由であり、性表現が女性の人もいれば男性の人、男女を意識しない人もいます。

レズビアンであっても結婚の選択は可能です。友情結婚を視野に入れるなら、友情結婚の適正診断を利用してみてはいかがでしょうか。友情結婚が自分に向いているかどうかを確認できます。

また、セクシャリティを無理に決める必要はありません。自分らしい結婚の形、自分らしいライフスタイルを見つけることが大切です。

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代表中村
著者:代表中村

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