一つ屋根の下に住むという事~なぜ人は同居するのか~

こんにちは
カラーズスタッフのケンです。

この時期になるといつも思い出す言葉
「あの時はまだこの国に季節、秋があった」
僕の中では名言です。そして今の気持ちそのままです。
日本の四季は「秋」はどこに行ったの？

ただのボヤキです。
今日は「一つ屋根の下に住むという事」について話してみたいと思います。

一つ屋根の下と言えば

もちろん某ドラマを思い出しますよね？
「ほんの小さな出来事に・・・♪」
その昔、毎週の放送を楽しみにしていたものです。

そんな古いドラマを見たことがないという人はせっかくなのでググってみてください。
そのドラマを教訓に伝えたいことは

「血のつながった家族だって一緒に住むって難しい」

という事です。ドラマの中では一部血のつながりがないわけですが、それはおいといて、親兄弟や親戚、恋人や夫婦だって一つ屋根の下に住むのっていろいろ大変です。
それを頑張って乗り越えて生きているんです。

婚活を始めるときに
「他人と一緒に住んだことがないので、とても不安です」
という人は少なくありませんが、はっきり言って婚活をしている人で他人と一緒に住んだことのある人の方がマイノリティです。婚活という活動を含めて、ほとんどの方が未知の世界に足を踏み入れようとしているんだから少なからず不安はあります。

まずは、その不安を言語化してほしいと僕はよく伝えています。
人間が暗闇を恐れるのは、その先に何があるかわからないからです。
漠然とした不安は暗闇と一緒です。その先に何があるのか？何があると怖いのか？何を不安に思っているのかを、自分の中で考えていくと、問題点が明確になっていきます。問題点が明確になれば解決方法を見つけることができるかもしれません。 ただただ不安と言っているだけでは先に進むのはとても難しいですと僕は思います。

なぜ他人と一つ屋根の下に住むのか？

そんな不安がいっぱいの行動をなぜしようと思うのか、個人的見解満開で考えてみましょう。

自分はゲイです。
なので、男が好きです。
好きな人ができれば、できるだけ一緒にいたいと思います。
休日だけじゃ物足りない！毎日でも一緒にいたい！だから一緒に住もう！！

これがいわゆる「同棲」というものでしょうか？
好きだから一緒にいたいそういう気持ちから発生する感情でしょうか？

親兄弟や友達と一緒に住むのはいわゆる「同居」ですよね。
友達との同居は「ルームシェア」とも言いますかね？
これに関しては理由はいろいろありますよね？家庭の事情で実家に親と住んでいる。コストメリットの為に兄弟や友達と住んでいるなど。

同棲と同居の違いをググると下記の通りなので、おおよそイメージあってますね。
「一般的に同棲とは、婚姻関係にない恋人同士が同じ住居に住むことを指します。 一方、同居も同じく、誰かと一緒に住む場合に使われる言葉ですが、同棲とは違い、家族や友達などと住むことを指す場合が多いでしょう。」

そこで、カラーズに来る女性からよく質問される疑問があります。
「なんでゲイの方々は同性が好きなのに、異性と一緒に住もうと考えるのか？」

多分上記の発言は「好きな人と一緒に住みたい」という一般的な常識に当てはめた考えなのかと思います。しかし、その発言をしている方は、はたして好きになった男性と一緒に住みたくてカラーズの門をたたいたのでしょうか？

「好き」という考え方にはいろいろあるので、一概には言えませんが、多分一般常識的な考えに当てはめている時点で、「ゲイ」という不特定多数の思考を決めつけてしまっているんでしょう。
あなたも含めて、いろいろな考え方の人がいることをまずは理解しないといけませんね。

選択肢はいろいろ

ゲイで、ある程度年齢を重ねてくると「終活」について考えてくる人もいるかと思います。実際自分の周りでもそういう人は増えてきています。
そんな時、一人暮らしは孤独死するかもしれないし不安とか、自分が死んでも誰にも伝わらずにさみしい思いをするかもなんて人もいます。

そんな中で、同じような考えの人同士、男女の垣根を超えて繋がっているなんて言う関係性もあります。

ゲイだから好きな同性と同棲したい。
でも、恋愛は不安定だから将来の不安はぬぐい切れない。
だったら、恋愛関係なく性別も関係なく、同じような考えの人とのルームシェアなんていうのも、今後は選択肢としてありなんじゃないでしょうか？

もちろん未来への不安は「死」だけではないです。
「結婚」をしないという自分が社会的に何の不自由もなく生きていけるのか？そんなことを考えて「友情結婚」という選択をして、戦友ともいえる同志と一緒に生活を共にするという道を選ぶ人もいます。

今の世の中、選択肢はたくさんあります。
今ない選択肢なら、自分で・自分たちで作り出すことも昔に比べたら容易になったのかなと思います。

年齢を重ねて、さらには死ぬ間際になって、自分の人生は幸せだったなと思えるような選択をしていきたいなと思う今日この頃。
みなさんは、未来にどんな選択肢を希望しますか？

でわでわ

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

友情結婚相談所カラーズでは恋愛を伴わない新しい結婚の選択肢を提案しています。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

恋愛結婚に違和感を感じている方は診断してみてください。