
セクシャリティ
今回の記事ではセクシャルマイノリティの中でもノンセクシャル(ノンセク)とアセクシャル/エイセクシャル(Aセク)についてお話しします。
当事者ではない皆様は、LGBTといえば略称通り、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシャル、T=トランスジェンダー の4タイプがセクシャルマイノリティだと思われると思いますが、その他にも色々なタイプのセクシャルマイノリティの方がいます。そして、セクシャルマイノリティの自覚はあくまでも自認なので、カテゴライズすることは難しいですし、自分が「このセクシャリティだ」と思っていても、違っていたりすることもあります。
実際に株式会社電通が2020年12月に全国20~59歳の計60,000人を対象に行った「セクシャルマイノリティ」に関するインターネット調査では、セクシャルマイノリティに該当すると回答した人は8.9%でした。また、「LGBT」の他にも様々なセクシャリティの存在が明らかになってきており、最近では「LGBT」ではなく、「LGBTQIA+」をセクシャルマイノリティの総称として用いることも増えてきました。「QIA+」とは、Q=クエスチョニング、クィア、I=インターセックス、A=アセクシャル、+=セクシャリティはLGBTQIAの他にも様々なセクシャリティがあるということを意味しています。
一般的に、ノンセクシャル(非性愛)とアセクシャル(無性愛)は異性にも同性にも、性的欲求を抱かない性質のことを言います。そして、ノンセクシャルは恋愛感情は抱く一方、アセクシャルは恋愛感情も抱かないという違いがあります。
違いはあれど、ノンセクシャル、アセクシャルは全く別物で、一度恋愛感情をもったことがあるからといって今後もずっとノンセクシャルであるといったことはありません。
元々はノンセクシャルであったけど、気付けばここ何年も恋愛感情を抱いておらずいつのまにかアセクシャルになっていたといったこともありますし、ずっとアセクシャルだと思っていたけど、特定の人には他とは違った感情を持つため、ノンセクシャルになったのでは、といったこともあります。
実際にカラーズに相談に来られる女性で「ノンセクシャル」「アセクシャル」と事前質問では答えてくださっていても本当はどちらなのか自分ではっきりわからないので話しを聞いて欲しい、という方も少なくないです。
アセクシャルについては下記のページでも詳しく説明しております。
関連:アセクシャルとは?
最近よくニュースで見るのが、「若者がセックスに興味がない」といった内容の記事です。こういった内容の記事は、少子化が進んでいる日本で、若者のセックス離れはさらに少子化を加速させるということで締めくくられていること多いです。
“セックスに興味がない”という人が増えたのは事実だと思いますが、決して近年になってそういう若者が増えたわけではなく、以前からノンセクシャル・アセクシャルの方はいらっしゃいます。
アセクシャルは人類の1%にも当てはまると言われております。多いですよね。
そしてカラーズの会員様は、アセクシャルよりノンセクシャルの方が多いので、ノンセクシャルは1%以上だと考えられます。
また、最近ではドラマや書籍などで「アセクシャル」「ノンセクシャル」というワード頻出度が増えてきたことにより、以前より認知率がぐっと増えました。
認知率の増加にともない、自分ももしかして「アセクシャル」「ノンセクシャル」なのかも、と自認のきっかけとなることが増えてきましたので、今後は1%以上に増えてくるかもしれませんね。
ドラマでは特に高橋一生さんが主役をされた「恋せぬふたり」がアセクシャルを題材とされていて一躍話題となりました。
など様々な声をお客様から聞きます。手を繋ぐことはできるけど、キスやセックスが出来ない。手を繋ぐことさえも出来ない、恋愛感情を向けられることが辛い、と個人によってレベルはまちまちです。
異性と交際をしてきて、いろんな段階を歩んできて、「あれ?私はもしかしてちょっと違うのかも・・・」と感じられるようです。
いろいろな当事者の方の体験を聞くと、下記4つの場合が多いです。
人間の欲求にはいろいろな種類がありますが、いわゆる「3大欲求」とは、
の3つを指します。
3大欲求とまで言われるので、誰しもがこの欲求を持っていることが当たり前と思ってしまいますが、決してそうではないのです。
食べることと寝ることは、人間が健康に生きていくことで必要不可欠なことですが、性欲に関しては満たされなくても死ぬことはありません。
当たり前と思っていることは、決して当たり前ではなく、もしこの記事を読んでいただいた読者の方で、「自分ももしかしてそうなのかもしれない」と感じられる方がいらっしゃいましたら、決して「自分だけがおかしいのでは?」と思って欲しくないです。
自然に異性と出会うと、よっぽど奇跡的な出会いがないと、性行為は逃れられません。
もし、”我慢できる”レベルの方だと一般の婚活も可能かもしれません。ただ、我慢を今後何年〜何十年もできるだろうか?と考えてみてください。
もし、全くできない!という方で結婚を希望されるなら、あなたと同じ、異性に性的欲求を抱かない方と結婚される方が合っているかもしれません。その選択肢の一つが友情結婚です。
友情結婚と言っても、友情だけの関係ではありません。夫婦によって様々で、恋愛に近い感情の夫婦から、兄弟のような、親友のような、そしてビジネスパートナーのようなetc…
同じような結婚生活をイメージしている人と結婚することができます。
友情結婚につきましては、下記のページや動画でも詳しく説明しております。
また、ご自分がなんで結婚したいのか?そしてどんな結婚生活を送りたいのか?
イメージしやすくするために、カラーズでご成婚された皆様の生の声も参考にしてみてください。
https://www.colorusfsb.com/stories
迷いながら活動するのもありです。
カラーズの会員様で、一般の結婚相談所とカラーズと並行して両方で婚活されている方も少なくありません。活動してお相手とお見合いしてみて、ご自身に合っているのか合わないのか、試してみるのもいいかもしれません。
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