LGBT・マイノリティ
当事者じゃない人にセクマイについて伝えるとどうなる?
本日入会相談にお越しいただいた女性についてご紹介したいと思います。(ブログでのご紹介はご本人に承諾していただいております。)
同じような想いの方はおそらくたくさんいらっしゃるはずなんですが、それを行動に移された方に会ったのは始めてでした。
その結果ひどい扱いをされ、しなきゃよかった・・・となってしまったので、同じように考えられている方がもしいれば、事前にシミュレーションし、色々な対処方法を考えるきっかけになれればと思います。
京子さん(偽名)は30代後半で、老後の不安から生涯を共に過ごせるパートナーが欲しいと願い婚活をスタート。
向かったのは某大手結婚相談所。
入会説明を聞いて、入会を決意。資料を準備し入会費を支払い、アドバイザーとの面談。
相手の希望・要望をアドバイザーに話します。
京子さんは、
「セックスしたくない、できないのでセックスしなくていい男性をお願いします。」と伝えます。
「は!?」
アドバイザーは「何を言っているの!?」
と京子さんを怒ります。
「そんな人はいません。無理です。」
突き放されたようです。結局入会から1ヶ月で相談所からほぼ強制的に退会させられたそうです。
たくさん酷い仕打ちがありました。と京子さんはおっしゃってましたが、ご紹介はここまで。彼女だけの話を聞いているので相談所側の事情もあったかと思います。
みなさんどう思いますか??
京子さんは今まで男性と付き合ってきて、したくないセックスを我慢してきたそうです。するのは人として当たり前だと。
でも結婚相手、これから生涯共にする人、無理して一生は、さすがに我慢はできない。
お話を聞く限り京子さんはノンセクです。
セックスできないから、結婚相談所で出会う男性はしなくていい人がいい、と言うと突き放された・・・
当事者じゃない人からしたら、当たり前に理解できないこと。アドバイザーの人もびっくりしたと思います。私も京子さんに、よくそれを伝えれましたね、と言いました。
カラーズ会員様の中には、一般の結婚相談所と並行して活動されている方、カラーズの前に一般の結婚相談所で活動されていた方は多数いらっしゃいます。
でも皆様自分のセクシャリティを隠されての活動、もしくは婚活して初めてセクシャリティを自覚して退会、のどちらかでした。
京子さんのようにセクマイについて結婚相談所に伝えたというお話は初めてでした。
そんな京子さんが友情結婚を知り、カラーズにお越しいただいたきっかけになったのが、ドラマ「逃げるは恥だが役にたつ」。同じような結婚が実際にないのだろうかと検索して友情結婚を知ったそうです。
彼女はLGBTやセクマイという言葉さえも知らず、自分がノンセクという自覚もなく、本日入会相談でセクシャリティについてお伝えしました。
京子さんと同じように、本来できないのに異性とセックスするのは当たり前、と自分に言い聞かせ我慢されている人は多いと思います。
もし自分もノンセクもしくはアセクかも?でも結婚したいと思われていたら、ご相談にお越しくださいませ。
こちらのブログも参考にしてみてください。
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