結婚後・結婚生活
「逃げるは恥だが役に立つ」から見る結婚の考え方
こんにちは
カラーズスタッフのケンです。
外は寒いのに電車の中は暑い。
汗だくのデブリーマン(僕もか・・・)のせいで電車の湿度MAX。
汗だくで降車した後は寒空に放り出される・・・体調管理が難しい時期ですね。
今月のテーマは「共生婚」です。
◆逃げるは恥だが役に立つ◆
通称「逃げ恥」は、火曜日10時からTBS系列で放送されている連ドラです。
テレビを見てない人でも、yahooニュースとかで一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか?
エンディングの通称「恋ダンス」が超話題になっているドラマです。
このドラマで扱っているのが、特別な結婚の形です。
恋愛結婚・友情結婚・契約結婚・共生婚・・・等々。
いろいろな結婚の考え方が当たり前になってきたということなのでしょうか?
もちろん倫理的にあり得ないという人も少なくはないと思います。
でも、決めつけて否定するだけの人生とか楽しくないですよね。
そういう意味で、コメディータッチでこういったドラマを放送してくれるのはいろいろ考えさせる意味で面白いと思います。
見ていない人の為に簡単に概要を
主人公は大学の就職活動で全滅して大学院に進むもその後の就職活動も全滅。派遣社員で働くも、派遣切りに会い途方に暮れる女子「森山みくり」演者はガッキーこと新垣結衣さん
そんななか、突然両親が地方に引越すと言い出して、職無し・家無し・彼氏無しとなってしまった。
困ったみくりは、家事代行として働いていた会社員「津崎平匡」こと星野源さんに契約結婚を申し出て、雇用主の津崎と、従業員のみくりが一つ屋根の下で暮らすというドタバタラブコメディ。
詳しくは公式HPを見てください。
http://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/
◆多様化する結婚観◆
契約結婚は倫理的にNGだろ?という人も多いと思いますが、そもそも結婚とは婚姻契約に基づくものであり、結婚というものが法律上では契約のもとに成り立っていると思います。
その契約にたどり着くまでの経緯が恋愛なのか、友情なのか、雇用関係なのかは人それぞれで、どのような経緯をたどろうとお互いが納得しているのであればその契約は成立すると思います。
そもそも、「恋愛と結婚は別」という言葉が日常的に使われる現在の世の中で、恋愛結婚が正義でそれ以外が悪という考え方がそもそもナンセンスだと思います。
ただ、いわゆる恋愛結婚が普通であるという考え方を変える必要はないと思います。そのほかにも結婚の形もあって、お互いが幸せならそれで良いと思える度量を持ってほしいなぁ~と思います。
◆テレビと実際の違い◆
では、実際の友情結婚と逃げ恥に見るテレビの世界ではどのような違いがあるでしょうか?
基本、僕個人の意見なので必ずしも正ではありませんのであしからず。
まず、友情結婚において、男女の立ち位置はwin-winであるべきだと思います。したがって、このドラマで見る雇用主と従業員という上下関係は友情結婚であった場合かなりつらいです。
みくりのように思ったことをはっきり言える(相手の気持ちを考えて)人間であれば可能かもしれませんが、男女間に上下がついてしまうと何かと面倒になる傾向にあります。
相手の津崎に関してもこれだけコミュニケーション能力が低い人間が友情結婚をすることがそもそも難しいと思います。ただ、ビジネスライクに物事を考えることで、いわゆる夫婦円満になれるのであればありでしょうか?
実際にこのドラマのような友情結婚をすることは可能だと思います。
2人で契約内容を決め、お互いがそれを守り、問題が起これば話し合って解決する。友情結婚では必要なことだし、実際そうやって続けています。
ご飯も洗濯も一緒、寝室は別というのは実際の友情結婚カップルにもいますし、状況とお互いの関係によっては可能だと思います。
親や親戚の対応に関しては、ドラマの中では雑だなと思いますが、同じようなことが起きると思ってもらってよいと思います。
実際の親はあんなに聞き分けよくないですが、やはり息子(娘)の行動には敏感ですので、各種対策はお互いに考える必要があります。
自分がすっきりすることで、相手に迷惑
先日の放送でとても素敵な部分がありました。
契約結婚であることを伯母に告白しようとするみくりに、それは自分がすっきりすることで、相手に迷惑をかけてしまうというようなやり取りをします。
友情結婚をしている人全般に言えることですが、自分たちは人とは違うことをしている罪悪感みたいなものを少なからず持っています。
それを親や親戚に伝えることは可能でしょう。でもそれは、自分たちがすっきりすることで、伝えられた側は自分たちが持っていたものと同じような罪悪感を背負うことになってしまうのです。
これってLGBTのカミングアウトでも同じようなことが言えますよね。
なんだか今回はドラマの話がメインになってしまってまとまりが悪いですが、友情結婚を考えている人や恋愛結婚に違和感があると考えている人は是非このドラマを見てみて、自分に当てはめてみてほしいと思います。
自分の立ち位置を考える上でもよいですし、自分だったらどうしようと考えるのにも役に立つと思います。
かもしましょう新婚感
出しましょう親密感
この合言葉がかなりツボですw
ということで今回はこれにて。
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