ドラマから学ぶ結婚〜妊活カップル ・ゲイカップル〜
こんにちわ
カラーズスタッフのケンです。
どたばたしていたら、あっという間に桜は散っていました。
なんだか、数年ゆっくり桜を見ていないような気がします。。。
今年の開花時期は暖かかったので、花見を楽しまれた人は多いのではないでしょうか?僕は花より男子ですから。。。。。
さて、今日は何かと話題になったドラマ「隣の家族は青く見える」についてお話させていただこうと思います。
◆ドラマの内容◆
見ていない人も多いと思いますので、簡単にドラマの内容について説明しておこうと思います。
舞台はコーポラティブハウスという、いまどき過ぎてよく分からない設定になっています。そもそもコーポラティブハウスとは、みんなが大好きウィキペディアによると。
”コーポラティブハウスとは、入居希望者が集まり組合を結成し、その組合が事業主となって、土地取得から設計者や建設業者の手配まで、建設行為の全てを行う集合住宅のことである”
ということで、ご近所付き合いが希薄化している昨今の中で、数件で共同体を作って仲良くやりましょということみたいです。
もちろんコスト的なメリットもあり、タイミングによっては素敵な立地に家を持つことができたりするようです。
そんな集団中に、普通の人たちが生活していてももちろんドラマになりません。たくさんの問題を抱えた住民が次から次にイベントを起こしますw
①五十嵐家
マツケンとフカキョンという、すでにルックスが一般的ではないカップル。
しかも気持ちが悪いくらい仲良し。
結婚して、マイホームのために頑張って貯金もして夢がかなった。
次は子供・・・・と思ったら、不妊認定を受けて、苦しみながら不妊治療を進めていく
②小宮山家
ここはいわゆる普通の夫婦に見える。お母さんは真飛さんですが、お父さんは野間口さんと親近感が沸くw
女の子の子供が2人いて、旦那は仕事、嫁は家事育児。。。商社マンの旦那は家にはいないが、お金をしっかり稼いでくるから良いと思ってたのに、突然旦那が会社を辞めてしまって・・・それでも生活レベルを落とせない嫁は育児ノイローゼ気味。お受験娘は本当は違うことがやりたくて・・・・。
③川村・杉崎ペア
超いまどきな感じのカップル。バツイチの男と子供が欲しくない女の事実婚カップル。女は子供を生んで一人前と思っている小宮山嫁とバトる。妊活中の五十嵐家にはちょいちょい傷を負わせる。
さらにバツイチ男の前妻が途中で死去して、息子を預かることになったら、子供が欲しくない女は、親からのDVを受けてたとか・・・。見た目と違って闇が深いカップル。
④広瀬・青木ペア
ていうか、ワタルンとサクのペアってのが正しい。いわゆるゲイカップル。
もともとはワタルンが一人で住む予定で、設計を含めてこのコーポラティブハウスを売っていた会社の人だったんだけど、お付き合いすることになったサクが転がり込んできてドタバタというカップル。年齢さも親子ほどある男同士が、こんな密接な関係の住居に住むことになるとは・・・・。
物語は基本的に①五十嵐夫婦を中心に展開します。
その為、五十嵐夫婦のご両親や家族も絡めた話になるので、登場人物は少なくありません。
マツケンの母親が高畑さんで、また存在感がすごいのですが、うざさも含めていい味出してくれました。
やばい。。。
ながいな・・・・。
一回じゃ書ききらないかもw
◆なぜこのドラマに注目なのか◆
最初に言っておきます。
このドラマですが、ドラマの脚本や演出に関してはそれほど注目していません。
今回のクールで考えれば、某監察医ドラマのほうがダントツで面白かったです。
このドラマに、友情結婚関係者である僕が注目するのは大きく3つです。
・妊活カップル
・ゲイカップル
・コーポラティブハウス
妊活
友情結婚を希望する人のなかで、子供を授かることを希望する人は多いです。
その中で、子供を授かる方法は基本的に不妊治療(人工授精や体外受精など)になるかと思います。しかし、当たり前ですが経験がないことのため知識がありません。
そういう意味で、とても勉強になる内容だったと思います。
ドラマなので、きれいに描いている部分は多いですが、それでも連ドラでここまでリアルに表現していたのは初めてではないかと思います。
「不妊治療は女性に負担がかかる」
ということは、男性もみんな分かってるんです。
だけど、具体的にどんな負担がかかるのかは分かりません。
だからかもしれませんが、男は不妊治療を簡単に考えていて、協力するといいながらも実際にはそれほど協力してくれなかったりします。
そんな夫婦のやり取りが、リアルに描かれていて勉強になるドラマです。
ゲイカップル
次にゲイカップルについてはいわずもがなですね。
オープンな若ゲイとクローズな中年ゲイのカップルには考え方の違いも多いですよね。親・世間に対しての接し方はそれぞれ全く違うし、それだけでも揉め事が起こりそうです。
このゲイのやり取りは、妙にリアルで親との対話なんかも実際こうなるんだろうなというリアルさを感じる内容でした。
ドラマ関係者に、当事者がいるか、アドバイザーがいるのではないかと思いますw
ただ、この二人のやり取りはとても微笑ましくて、癒し空間でした。
眞島さんが主要キャラとしてドラマに出ていることを感慨深く思っているのは僕だけではないはずw
関連:ゲイとは?
コーポラティブハウス
コーポラティブハウスについては、友情結婚している人がこういうところで仲良く暮らせたらいいなぁ~と思って妄想を膨らませてしまいました。
お互いが、お互いのことを知っている状況で、協力や相談ができる空間になることは間違いないと思うんです。
それでいて、ここの家があることでセキュリティもある程度保つことができて、個人的には理想的な関係に見えました。
今回の主人公である五十嵐家は、人間的にすばらしいカップルだったので、全ての人たちと仲良くできる素敵な関係性を築こうとしていました。実際にはこんなできた人や夫婦はいないだろうと思うし・・・。
本当にこういう家が存在してうまくいっているのか、聞いてみたりしたいなぁ~と思ったりしました。
◆僕の周りでも◆
本当は、一つ一つを掘り下げて説明していこうと思ったのですが、ここまでで非常に長くなってしまったので、掘り下げは次の記事に使用と思います。
ちなみに、僕の周りでも見ているという人は多かったです。
カラーズ成婚者の会でも、毎週見ているという人が何人かいました。
ドラマの中で、五十嵐夫婦が
「ゲイの人を初めて見た」
というセリフがありました。
実際には、初めてではないと思うんです。
あなたの隣やあなたの会社にもたくさんいるんです。
でも、ゲイであることを隠しているワタルンはもちろんですが、不妊治療をしていることを隠している五十嵐家もまたしかりで、世の中的に普通ではないということに対する風当たりはまだまだ強いです。
そんな描写もたくさんあって、少し誇張しているところもあるけど、リアルだなと感心する部分が多かったです。
もう最終回を迎えてしまったドラマですので、これから見ようとすると少し大変ですが、友情結婚して子供を授かりたいと思っている男女や、ゲイってなんだろうと思っている人は、ぜひ見てみて欲しいと思います。
少なからず得るものがあると思いますので。。。。
友情結婚は十人十色です。
正解なんてどこにもなくて、自分たちでよいと思う方向に進むしかありません。
その道の選択をできるだけ間違わないようにするために必要なのは情報だともいます。
必要ないものも含めて、色々な情報を収集して、それを自分の状況に照らし合わせて最善の方法を考えて生きたいと僕も常々思っています。
次回は、内容を掘り下げた記事を書きたいと思います。
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