友情結婚とは
あなたの”恋愛感情”ってなに?
前回のブログで「性的欲求を抱かない恋愛感情」について書きました。
今回はその続編で、では恋愛感情とは何か?を考えたいと思います。
目次
あなたは「恋愛感情」とはどんな感情か説明することができますか?
実はこれよくカラーズで上がる議題です。なんでかっていうと、恋愛を経験したことがある人でもわかってるつもりでも、言葉にしようとすると実は曖昧なんです。説明の仕方が人それぞれ。
私が分かりやすいなぁと思うのは、少女漫画です。少女漫画もたくさんありますが、好きや初恋、嫉妬や不安、キスしたいなぁ手を繋ぎたいなぁとかドキドキ感満載で、いろんな漫画家さんが様々な恋模様を描かれ、それに共感できるかどうかで自分はこれ経験したことあるかなぁ?これをしたいかなぁ?が物差しになるのかな、とも思ったりしています。
「恋愛じゃない結婚をしたいならカラーズ」と謳っているのになぜ恋愛について話すかというと、私の恋愛感情の見解は=イコール異性への性的欲求を背景としてある感情、が前提にあります。なのでカラーズは性的欲求を抱かない結婚=友情結婚、という考えです。
異性に性的欲求を抱いたことも恋愛感情を持ったこともないけど、カラーズのお客様の中には「結婚相手には恋愛感情を抱きたい」という希望を持たれる方もいらっしゃいます。
なんで異性に恋愛感情を持ったことがないのに、持ちたいと思うんだろう・・・
そうですよね、みんなが経験したことであろうことを自分も経験したいと思うのは心理としてあるのかもしれません。
一般的な恋愛という定義は?
一般的に恋愛するということはどういうことを言うのか、調べてみました。
・いつも相手のことを考えている
・考えただけでドキドキする
・一緒にいたい、会いたいと思う
・考えるだけで毎日が楽しく感じる
相手のことばかり考えてしまい、考えるだけで幸せ、と感じるのが恋愛っぽいですね。自分でコントロールができない感情です。
では辞書での恋愛の定義を見てみましょう。参照:wikipedia(恋愛)
『広辞苑』第6版では「男女が互いに相手をこいしたうこと。また、その感情。こい」と簡潔に記し、さらに「恋い慕う」は「恋しく思って追い従おうとする。恋慕する」と記す。その「恋しい」は「離れている人がどうしようもなく慕わしくて、せつないほどに心ひかれるさま」
『三省堂国語辞典』第7版の「恋愛」は「(おたがいに)恋(コイ)をして、愛を感じるようになること」と記す。そのうち「恋」は「人を好きになって、会いたい、いつまでも そばにいたいと思う、満たされない気持ち(を持つこと)」、「愛」は「1 〈相手/ものごと〉をたいせつに思い、つくそうとする気持ち」「2 恋(コイ)を感じた相手を、たいせつに思う気持ち」と説明する。
『新明解国語辞典』は、第5版で「特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、できるなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと」とした[注 1]。 第6・7版では、「特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔いないと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと」と記している。
難しいですね・・・
性的欲求を背景とした“肉体的な一体感も得たい”という部分以外は、恋や愛情は簡単に言えば「誰かを好き」ということだと思いますが、その「好き」もいろいろあります。
結婚相手を人として好き。どの”好き”になりたい?
カラーズの会員様、友情結婚を希望される人、自分は結婚相手をどのように”人として好き”になりたいか?このどれに当てはまるか?で、どんな夫婦のスタイルを求めてるかちょっと分かったりするかもです。
考えてみてください!
その1:性的な好き
性欲を含めた好き、というものです。人間は動物として雄雌に別れ、子孫を残すことで繁栄を続けてきました。そこに性欲がなければ子孫を残すことはできませんよね。したがって、「子孫を残す」という点ではこれが必須の愛の形、好きの形のひとつです。「性的な好き」には、外見的要素が強く反映されます。以上のことから見た目が好き、というのもこの性的な好きに含まれることが多いと言えます。
その2:仲間的な好き
協力し合う仲間としての「好き」という気持ちです。仲間意識が生まれたときに生じる気持ちがこれです。
その3:親族的な好き
自分の子どもや親に対してなど、ずっと一緒にいる人間に対しての「好き」という気持ちです。一緒にずっと過ごすだけで仲間意識が強くなり、お互いに支え合おうという気持ちがわきやすいのが人間です。恋人同士でも、付き合って長くなると、この「親族的な好き」という気持ちが強くなっていきます。
その4:理想の相手に向ける好き
自分の理想を相手に反映させたときに現われる「好き」という気持ちです。いわゆる「白馬の王子様」や「自分だけのナイト」のような存在にあこがれる気持ちの入った感情です。思春期に強く出てくる恋愛感情がこの「理想を相手に向ける好き」という気持ちです。ひと目惚れなども、自分の理想を相手に当てはめているために起きる現象です。
その5:ゲーム的な好き
恋愛を一種のゲームと捉え、自分が好かれると「勝った気持ち」や「何かを手に入れた快感」を感じるという「好き」です。恋愛を完全にゲーム的にとらえている人はそれほど多くありませんが、ほかのパターンの「好き」な気持ちとミックスされて盛り上げる要素となりやすいです。恋の駆け引きに頼りたくなる気持ちなどもこの「ゲーム的な好き」という気持ちから引き起こされやすいと言えます。
その6:寂しさや独占欲的な好き
自分がひとりでは生きていけない気持ちや人を頼りたい気持ち、そしてひとりの人を独占したいという気持ちの入った「好き」です。嫉妬もこういった好きの気持ちから生まれます。
その7:お金や地位を反映させる好き
男性であればアイドルやアナウンサーと付き合っていると、それだけで人に自慢できます。女性もお金持ちや地位のある人と付き合うことで幸せを感じる人が一定数います。こういった自分の立ち位置を上昇させてくれる、というのも「好き」を構築する要素のひとつです。地位や名誉、経済力は女性にとって「幸せ」を感じさせてくれる要素のひとつですので、それが好きという気持ちに反映されるのです。
こうした複数の「好き」がミックスされて恋愛感情がわいてきます。このとき、人によってどの要素の「好き」が濃いか薄いかには、ちがいがあります。
なるほど〜。私も上記の中の複数が組み合わさって、がしっくりくるなぁと思いました。皆さんは如何でしょうか?
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