友情結婚活動中に悩んでいたこと
こんにちは。カラーズに入会し、友情結婚をしたおこーまると申します。現在妻と2児の子育て中です。
前回の記事は、なぜ自分は友情結婚をしたかったのか。言い換えると、友情結婚をして何を得たかったのか。そしてその得たものは実際自分の期待以上のものだったということをお話させてもらいました。
今回は、婚活中に悩んでいたこととその解決方法をお話させていただきたいです。
婚活中に思っていたこと
結論から言うと、本当に本当に本当に辛かった。
のど元過ぎればなんとやらと言いますが、それを差し引いてももう2度とこのような活動はしたくないです(笑)
今婚活をされている会員さんはもちろん感じていると思うし、友情結婚に興味がある方にもお伝えしたいのですが、婚活は、決して楽しいものではなくむしろ大変なものです。精神的に相当なエネルギーが必要でした。
具体的に辛かったこと
精神的に辛かったことは、いろいろなことがありましたが、大きなものでいくと<断られること><何を話せば良いかわからない>の2点でした。
<断られること>
カラーズでの活動をしていくなかで、複数人の方とお話し合い期間を設けさせていただきましたが、妻以外からは全て相手からお断りされました。
どの方も良い方々で、友情結婚について真剣に考えている素晴らしい方々でした。普通何人かお会いさせて頂いたら、何人かとんでもない人がいそうなものですが、そのようなことが全くなかったです。カラーズさんの会員さんのレベルの高さに驚いていました。
ゆえに、そのような方々からお断りされることはかなり堪えました。
相手から拒絶されるという行為ということは、単純に傷つくし凹みます。(ちなみに、相手のお断りの理由は、真剣でかつ思いやりのあるお断り理由でした)
お断りされた理由をしっかり受け止めて、次に生かしていくという出来る人間の考えた方は、出来ませんでした。断られる回数が重なると、自分には全く魅力がないのではないか?どうせまた断られてしまうのでは?のような負のスパイラルにハマってしまいました。
<何を話せば良いかわからない>
セクシャリティーもゲイであること、また、私の職場は女性がかなり少なく、仕事の顧客もほぼ男性ということもあって、社会人になってから女性と話す機会が全くありませんでした。
また、友情結婚という、今まで自分の人生のなかで一言も聞いたこともない活動をするので、かなり特殊な関係構築方法を実施しないといけないのだと感じてました。
そのせいで、初期は友情結婚を意識しすぎて、とてもぎこちない会話をしてしまい、かなりテンポが悪くて、相手を不快にさせていたのだろうなと今振り返ると思います。
慣れていない女性と話すから頑張らないといけない!結婚という大イベントを共に迎える相手になるのだから、特別な対応をしないといけないんだ!という謎の気負いがありました。
どのように解決したか
これは、解決方法というより心構えを変化させました。自分が意識したのは、<吹っ切れること><なるようになるの精神>の2点です。下記でもう少し詳しくお伝えします。
<吹っ切れること>
この考え方は、上記の悩み「断られること」に役に立ちました。
友情結婚における活動をしたことがなかったから、断られるたびにいちいち傷ついてましたが、別にお断りされる場面って人生で多くあるなと思いました。例えば、営業での顧客からの謝絶であったり、就職活動における不採用通知であったりです。でも、それって相手も自分のことを傷つけるために、「謝絶」や「不採用」をしてくるわけでない。単にそのときは縁がなかっただけ。
友情結婚もそうだなと思いました。相手が自分のことを傷つけようとしているわけでもなんでもないから、傷つくと思うことが時間の無駄だと気が付きました。
まあ、それでも嫌なものは嫌ですけど、断られたことを引きずることはなくなりました。次いこう次!という気持ちを持てるようになりました。
なるようになるの精神
この考え方は、上記の悩み「なにを話せば良いかわからない」に役に立ちました。
やや投げやりな言い方なので、もう少し深掘りさせます。この「なるようになるの精神」は自身の婚活におけるキーワードでした。
まず、そもそも論ですが、入会時にカラーズさんは「話し合い冊子」を婚活における重要ツールとして使用するように教えてくれます。「話し合い冊子」を用いて、相手と会話していけば、まず会話に困ることがありませんでした。「話し合い冊子」を用いれば、自然と友情結婚以外の話も出ていきました。
最初は気負っていましたが、友情結婚だからって、なにも特別な人間関係の構築なんてなかったし、必要ありませんでした。今までの人生における人間関係の構築方法と変わりませんでした。人間関係も様々な要因は絡みますが、究極的に言うと【合う人は合う。合わない人は合わない】。これが自分の人間関係の考えだったので、もう必要以上に気負うことをあえて辞めました。
(全力でコミュニケーションを築く努力はすること、また、普通のコミュニケーション能力があることが前提で)「話し合い冊子」という会話のきっかけを用いても会話が弾まなかったから、もうこれはその人とは合わないものと割り切る。誰が良い悪いとかではなく、しょうがないものなんだ。逆になんだかよくわからないけど、なにも考えなくても話し合いがスイスイ進む人という人が結婚するべき相手なのだと思うようにしていました。
終わりに
今回、辛い婚活活動をどのような心構えで自分は乗り切っていたかお話させてもらいました。まとめますと「必要以上に自分を責めないで、いい意味で気楽に活動に臨む」。
特に真面目だったり、完璧主義な人は、あえてこういう考えをしないと長い婚活で絶対にバテてしまいます。
いろいろ書きましたが、婚活は辛いですが、それを乗り越えたときのリターンは素晴らしいものでした。友情結婚は、自分の人生を今までの何十倍充実させてくれるものとなりました。どのようなリターンがあったかは、前回の記事に記載しているので、未読の方は読んでいただけたら幸甚です。
次回も自身の経験を通して、少しでも皆さんの役に立つようなものをお届けできたらと思います。