Vol. 6

友情で一番大切だと思ったこと

投稿日

2023.03.01

こんにちは。カラーズに入会し、友情結婚をしたおこーまるです。現在妻と2児の子育て中です。
最近は、今まで基本的に寝ているだけだった下の子供(1歳)がハイハイをし始めるようになったので、子供たちの怪獣度が上がってきています。そんな感じでバタバタですが、楽しく暮らしています。
さて、今回は、下記のとおりの体験談をもとに友情で一番大切だと思ったことについて話していきたいと思います。

目次

1週間行動不能になる

基本的に私は体がそこまで丈夫ではないので、そこそこ風邪をひくことがあるのですが、先日重度の急性胃腸炎に患いました。
かなり重度であり、40℃近くの高熱になり、なにを食べても出してしまう状況になりました。胃腸炎には特効薬がなく、対処療法しかないので、整腸剤や解熱剤だけで対処するしかなく、3日間は寝室とトイレから動けなくなりました。
なんやかんや快調には向かっていったものの、完全に復活するまでは1週間も要しました。
その間は、仕事はもちろん行けなかったし、家事も一切することができませんでした。

妻に感謝

上述のとおり、一切の家事はもちろんのこと、自分の身の周りの世話もできなくなってしまいました。その間、ずっと妻に世話になりっぱなしでした。
40℃ということを最寄りの町医者に伝えたところ、診察不可になってしまうというアクシデントにも見舞われました。そのようななか、妻は、診察が可能な病院を探してくれて、自力で病院に行くことが不可能だったことから、病院への送迎もしてもらいました。
その後、病院から帰ったあと、2人の子守がとてつもなく大変にも関わらず、私の身の周りの世話までしてくれました。お腹に優しい食事や騒ぎ散らかす子供たちをうまく静かにさせてくれて、私が安静にできる環境を常に作ってくれていました。
普段から家事・育児で疲れているにも関わらず、文句を全く言わずに献身的に看病してくれる妻に対して感謝してもしきれない体験となりました。

今回の件から学んだこと

 本当に苦しいときに助けてもらったことは、必ず恩を返したいと思うようになる。そして、その結果、相手に対して気持ちのこもった気遣いをすることができ、お互いの信頼関係がさらに増すという好循環が生まれるということです。

今回、私は、1週間なにも家事はしない。トイレを占領する。仕事はなにもしない。病原菌まき散らす。なんなら、子供たちよりも手がかかる人になっていました。
この迷惑でしかない存在に対して、全く嫌な顔をせずに本気で心配して看病をしてくれました。
上記の[今回学んだこと]は、正直言われなくても誰でも気が付くようなものだと思います。しかし、なかなかできる人っていないのではないかと思います。なぜならば、人間ってのは、与えることよりも与えられることを望む生き物だからです。
頭ではわかっていても、自分から相手に対して心からの善意を与えることってかなり難しいと思います。これが当たり前にできる世の中だったら、離婚なんて起きないと思います。
今回、自分の場合は、相手から心からの善意をもらえたことは本当に有難い経験だったと思います。もらえたからには、自分も返そうと思えるからです。この人が何か大変な目にあったらきっと助けようという気持ちにも当然なるし、普段の生活からも相手に対してなにかできることはないかと考えるようになりました。
たまたま自分の場合は、相手からもらえたけど、本当は自分から一歩目を踏み出さないといけないのだと思います。よく言う、相手に変わってもらうよりも、自分から変わるほうが合理的というやつです。
言うは易し、行うは難しですが、これからずっと一緒に歩んでいくパートナーに対しては必ずやるべきことだと今回の件で気が付きました。

終わりに

今回は、読んで頂く方へのアドバイスというより、今後も自分自身が上述したことをしっかり忘れず実行していきたいという意気込みという意味合いが強いブログになってしまいました。
しかし、今友情結婚活動をされている方、また、成婚退会された皆様に少しでもなにか伝わったらとてもうれしいです。今回も読んでいただきありがとうございました。

ocormal
著者:おこーまる

セクシャリティ:ゲイ。 カラーズさんに2018年に入会し、約10ヶ月の活動を経て、2019年に友情結婚しました。妊活を経て、現在子供2人に恵まれ、地方にて妻・長女・長男の4人で暮らしています。 ブログで自身の経験を伝えるなかで、会員の皆さんはもちろんのこと、友情結婚に興味がある方に対してもなにか活動の一助になるようなものをお届けできたらと思います。