Vol. 28

カラーズ入会の流れ~入会後

投稿日

2024.08.10

こんにちは。カラーズに入会し、友情結婚(成婚退会)しました、佐藤です。
このブログを見てくださっている方の中には、カラーズに入会しようか迷っている方もいらっしゃるかと思います。
今回、何故私がカラーズを選んだのか、実際どのように入会をし、入会後はどうだったかをご紹介しようと思います。

カラーズを知ったきっかけはX(旧Twitter)でした。
当時は友情結婚という言葉を知りませんでしたが、ノンセクシャルであるという自認はありました。カラーズを知る前にノンセクシャルの方とSNSを通じて知り合い、お付き合いもしていたので、私がもし結婚するならSNS等で知り合うのだろうなと思っていました。

また、無料の掲示板の存在も知っていて、一時期登録もしていました。何人かメールのやりとりもしたことがありますが、結局はあまり長続きしませんでした。
掲示板では相手の住んでいる地域や年齢等もわかるのですが、結局は自己申告ですし、本当に相手がどういう方なのかは見極めていかないといけません。メールだけで人の本質がわかるわけではないですし、とはいえ実際に会うのは勇気がいります。
すぐに結婚を意識していたわけではないですが、SNSや掲示板を通じてそういう相手を見つけられたらいいなくらいには思っていました。
そんな時に、「こういう結婚相談所があるらしい」と他の方が投稿した内容を見て、カラーズの存在を知りました。まだ若かったので結婚を現実的に考えていなかったので、こういうところを使うのもありなのかな、くらいに思っていました。

前述した通り、SNSや無料掲示板を使ったり、リアルでの出会いを求めていたわけですが、かなりハードルが高いように感じました。
相手の身分がわからなかったり、SNSで気が合う人は何人かいましたが、結局住んでいるところが遠かったり、友人としては良い人だけど結婚するのはどうかな…という方もいました。
カラーズでお話を聞いてみようかな、と思ったのは、相手の身分がわかっている安心感が一番大きかったように思います。収入証明書があったり、相手の素性が必ず第三者(カラーズ)を通じて証明されているので、嘘がないとわかります。
SNSや無料掲示板、リアルで出会いを求めるより効率が良いと思いました。入会している方は元から友情結婚をしたいと思っている方ですし、住んでいる地域を限定したりすることもできます。
もちろん、利便性や安心感を得る代償(?)としてお金はかかりますが、お金がかかる分、自分も相手も本気であることがわかりますし、「このくらいのお金を払える人」というのも一つのフィルターになったように思います。

入会相談として、まず中村さんとの面談がありました。
私は関東外に住んでいるのですが、面談のために東京に向かいました。指定された場所に向かい、中村さんとお会いしてカラーズについての説明を受けました。
それまでSNSや無料掲示板などネットの中で活動していた私にとって、リアルの相手(しかも知らない相手)に自分のセクシャリティを話すことや、聞かれることはとても勇気がいることでした。話していると、自分の口から「ノンセクシャル」という言葉が出たのが不思議で、自分の内面をさらけ出せたような感覚になったことを今でも覚えています。
けれど中村さんはもちろん否定することなく、当たり前のように受け止めてくださったので、緊張も和らいでいきました。

入会を決めた後、スタッフさんと面談をしました。
自己紹介シートに書いた内容を添削してくださったり、希望するエリアについてアドバイスをいただいたりしました。
なかなか自分で書いた文章の粗を自分で見つけるのは難しいですし、「もっとこういう書き方の方が良いですよ」と入会者側(お相手側)の目線に立ってアドバイスをしてくださったので、安心してお任せすることができました。

実は、最初の段階では居住可能地域はとても限定していました。地元を離れたくない気持ちが強かったのでそうしていたのですが、カラーズさんの話によると、その地域は入会者数があまり多くないようでした。悩みましたが、もう少し希望エリアを広げて、母数を増やすことにしました。
結果的に、私が高橋さんと出会って住んでいる地域は、最初に希望していた地域外になります。でも、日帰りで地元に帰れる距離でもあるので、後悔はしていません。
人によっては、地元を離れないというのがマストの方もいらっしゃるかと思います。それは自分の軸として尊重して決めて欲しいなと思います。私自身もエリアを広げるならここまでなら許容範囲だけど、ここからは絶対に嫌!という線引きをして決めました。

入会後、程なくして紹介のメールが届きました。
相手のプロフィールが載ったメールが届き、お見合いをするかどうか返信をしなければいけません。
私は居住可能エリアで少し母数を絞っていたところもあり、そこまで母数は多くは無かったかなと思います。なので、相手のご紹介の期間が空いていたときは「そんなに私の条件に合う相手がいないのかな?」と焦りもしましたが、比較的コンスタントにご連絡はいただいていたように思います。

人によって様々かと思いますが、やっぱり個人の身元がきちんとしているのが安心でした。いざお見合いとなっても、間にカラーズが入っているので、お会いする場所もきちんとしたホテルのラウンジですし、相手も所謂「変な人」はいませんでした。事前に送っていただいたプロフィール通りの方、という感じだったので、ネットの上のように「本当に事前に相手が言っていた通りか」という心配はありませんでした。

今は「FrieMa+(フレマ)」のように少しライトに友情結婚活動をスタートすることもできます。こちらも本人確認書類の提出が必要なので、SNSや無料掲示板等と比べて安心感はあるのかなと思います。今ではマッチングアプリも増えていますし、実際にアプリを通して結婚した友人も何人かいます。
すぐにカラーズに入るのは不安だな、という方はアプリから始めてみてもいいかもしれません。
ただ、今すぐ本気で結婚に向けて動き出したい!という方は、カラーズへの入会をおすすめします。けして費用が安いわけではないですが、時間と出会いを買うという意味では、私は高すぎないと思っています。

sato
著者:佐藤

10代でノンセクシャルを知り、20代で恋愛結婚はできないと断念。一念発起してカラーズに入会後、友情結婚(成婚退会)しました。人工授精で子どもを授かり、現在は夫の高橋さんと協力しながら子育て真っ最中。元友情結婚活動者、結婚当事者のリアルな姿をお届けします。