友情結婚と働き方
こんにちは。カラーズに入会し、友情結婚(成婚退会)しました、佐藤です。
成婚者ブログを書かれているけちゅこさんの記事「Vol.11 結婚してわかった専業主婦の大変さ」を読んで、働くことへの向き合い方やウェイトの置き方について私も考えていたことがあり、思わず同じテーマで書かせていただきました。 余談ですが、けちゅこさんや、同じく成婚者ブログを書かれているおこーまるさんとは全く面識がありませんが、毎回お二人の記事を読むのを楽しみにしています。この世界のどこかに、同じようにして家族になった人たちがいるんだなぁと思うと、心強く感じます。
これまでの働き方
結婚するまではフルタイムで働いており、残業もそれなりにし、かなり仕事を頑張っていました。
働くこと自体はとても好きで、結婚してからもフルタイムを選びました。転職こそしましたが、同じ正社員で充実感を持って働いていました。
子どもが産まれてからの働き方
子どもが産まれて産休・育休をとってからは、時短勤務で働いています。
まだ子どもが小さい時はフルタイムで働く余力がなく、少しでも子どもとの時間を持ちたいと思い、時短勤務を選びました。
ちなみに、高橋さんはフルタイムで働いています。 高橋さんが時短勤務をして、私がフルタイムで働くという選択肢もあったのですが、私の方が職種的に融通が利きやすく、職場でも時短勤務をしている方が多かったのと、フルタイムで働いて子どもと触れ合う時間が減るなんて…という思いもあり、私が時短勤務を取ることにしました。
働かないという選択肢
結婚する前から、専業主婦になるという想像をしたこともなく、したいと思ったこともありませんでした。フルタイムで働けない場合は、パートで働くなど、何かしら社会と繋がりを持っていたいと思っていました。
それは、私の両親が幼少期から共働きだったということもあり、あまり専業主婦に馴染みがなかったからのように思います。また、育休を1年程取ったとき、最初は仕事を休めることに嬉しさもあったのですが(もちろん育児は大変でしたが)、後半になってくると、「早く働きたい。専業主婦なんて絶対無理」と思うようになりました。 自分が何も生産的なことをしていないことに、耐えられなかったのです。
自分に収入が無いことのストレス
けちゅこさんも記事に書かれていましたが、育休中に自分に収入がなかったことはかなりストレスでした。手当はあるものの働いていた時ほどはもらえないし、自分はその分働いていなくて家で赤ちゃんのお世話と家事だけしていたので、自分の物を買いづらかったのを覚えています。
高橋さんの性格的に、無駄遣いしないでとか、そういうことは言わないとはわかっているのですが、それでも「私が使っちゃいけない」という気持ちがあって、切り詰めていました。それもあって、育休から復帰して働いて、自分の好きなように使えるお金が欲しいとより思いました。
働き方で落ち込んだこと
私たち家族が住んでいるエリアは子育て世代が多いのですが、おそらく専業主婦またはパートタイムで働いている方がかなり多いです。
私たちが朝早く家を出て、遅くに帰ってきている一方で、日中は外で子どもと遊んでいる姿を見ることがあります。在宅勤務をしているときに、15時くらいに幼稚園のバスが来ているのを見て、えっもう帰ってきてるの?と驚きました。その点、我が子は18時近くまで預けていたからです。
子どもにとっては、誰かが家にいて、幼稚園にもそれほど長く居ずに、帰ってきたら「おかえり」と言ってもらえる環境の方がいいんだろうなと思うと、子どもに申し訳なくて落ち込みました。 それでも、私は働く時間があった方が自分らしくいられると思うし、精神的にも安定するだろうなと思っています。
これからの働き方
幸いにも勤務先は法定よりも長く時短勤務ができる制度があるので、なるべくフル期間、時短勤務を続けようと思っています。
理由は、私の通勤時間が長いからです。今から想像するだけでも不安しかないのですが、フルタイムの場合は帰ってきてからすぐご飯づくり、お風呂、子どもの相手その他諸々…という慌ただしい生活になりそうです。 今の仕事は気に入っていますし、給与や福利厚生も良いので出来るだけ辞めたくないのですが、やっぱり一番は子どもなので、もし子どもや自分が無理をするような生活になるようだったら転職するしかないのかな…とも思っています。
実際、子育て世代への制度が手厚い今の会社でも、子育てを理由に辞める方は一定数います。両立はそれだけ難しいものなんだと、ひしひしと感じます。
働き方の柔軟性
2025年度から法改正により、さらに子育て世代が働きやすい環境を会社側が整えることが求められています。とてもありがたいのですが、やっぱりそれでも難しいことはたくさんあるし、育児・介護に限らず、色んな人が自分のやりたいような働き方が出来たらいいのになぁと思います。
例えば、時短勤務も選択性にできたらいいし、週4日勤務があってもいいし。社会的にそれが当たり前になるのはなかなか難しいと思うのですが、なるべく家族にとっても、自分にとっても、一番良いやり方を探して、生活していけたらと思っています。